KABCーⅡの検査結果から判断できる娘の特性と支援方法

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

前回は,KABCーⅡの検査結果についてでした。

これらの結果より判断できる娘の特性についてまとめてみると…,

  • 新しいことを学ぶ力がある。
  • 継次処理や短期記憶の苦手さがあることより,長文で説明すると途中を聞き逃してしまったり,あれこれ一度に順序立てて指示すると,理解できずに困ることもあるだろう。
  • 視覚より聴覚で判断することが苦手で,一度に多くの情報を判断することの苦手さがある。
  • 視覚的な手がかりがあって,じっくり考えて取り組むことができる問題が得意。
  • 一度記憶し,自分の知識として蓄えておけば,必要なときにそれを引き出すことができる。
  • 読み書き計算などの分野のどの部分が特化的に苦手というよりは,全般的に苦手である。
  • なかでも,語彙と計算の分野が苦手さが少し強いのかもしれない。
  • 読み書きは平均的な力があるのだが,語彙や文の理解,構成の部分が苦手なため,作文を書くのが苦手。
  • 知っている語彙も少なく,その語彙だけ使って話そうとしたり,あるいは知っている語彙を上手に使って話すことも苦手。だから,友達とも上手にコミュニケーションが取れなくて疲れることもあるかもしれない。
  • 算数はあまり得意なほうではなく,今後複雑な計算やそれを使った文章問題が苦手になってくる可能性がある。
  • 検査中,集中力が持続しない時があり,身体の土台作りが必要。
  • 家庭学習の成果が出ており,勉強を真面目に取り組んでいるのだろう。

 

では,具体的な支援方法をまとめてみると…,

  • 課題に取り組む際は,少しずつ情報を提示する(1つ1つ簡潔にポイントだけ伝えるなど)。
  • 言葉だけでなく,絵や具体物なども添えるとより取り組みやすい(娘の場合は,絵というよりかわいいイラストの方が好ましいのかもしれない)。
  • 単語を書く際に,単語の文字数に合ったマス目を用意したりする。
  • 言葉の音の数を正確にわかるような練習をする。
  • あやふなままで学習を終わらせるのではなく,きちんと身につくまでとことん学習することが大事。復習が大切になってくる。
  • 予習も大切で,全てを教えなくても教科書で次に習う単元を少し読んでおくという程度でもオッケー。
  • 語彙を増やすためには,絵本の読み聞かせが有効な方法。絵本の文章から吸収することも多い。
  • 引き続き,タングラムや点つなぎの練習を行っていく。
  • おすもうごっこやぶら下がりやアスレチックなど,様々な身体の動かし方ができる遊びを楽しむ。
  • 友達間でトラブルなどが発生したときにどのように伝えたらよいのかなど,友達とのつきあい方を学ぶことも必要。
  • 小集団のなかで,自分の意見や発言ができる場があるようなデイも活用できればよいのかもしれない。
  • 家でのお手伝いをどんどんする(1つ1つの過程を学び,行動する力をつけるため)。

 

今回のKABCーⅡの検査結果で,ある特定の分野が苦手というよりは,全般的に苦手であることが分かりました。

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娘の特性と支援方法を参考にしながら,今後も娘をサポートしていきたいです。

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