「僕らは奇跡でできている」というドラマの第7話からの学び

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

私は,「僕らは奇跡でできている」というドラマを録画して視聴しています。

こちらのドラマは,周りに流されずに自分の好きなことに一生懸命であり,それ以外のことは無頓着な面もある大学講師が主人公のお話です。

空気を読むことができなかったり,人の話を聞いていなかったりする面もあります。

おそらく,何らかの発達の特性を持っているだろうと思われます。

そして,同じく何らかの発達の特性を持っているであろう小学生の男の子も登場します。

二人は,同じ歯科に通院しており,そこで出会い友情が芽生えます。

私のなかで第7話が非常に印象に残ったので,今回は私の感想を紹介したいと思います。

 

その小学生の男の子の母親が,授業参観の時に自分の息子のことを悪目立ちすると,主人公の大学講師に嘆いているシーンがありました。

「うさぎとかめ」の解釈が一人だけ違うということで,クラスの保護者や先生にも笑われたそうです。

悪目立ち…。

以前に,書いた記事のことを思い出しました。

授業参観の時に,発表する娘に対して,

大きすぎる声で発表しないだろうか…。

先生の質問に対して的外れな発言をしないだろうか…。

と,私は内心心配するということを書きました。

そう,私はクラスのみんなや保護者のなかで,娘は悪目立ちするんじゃないかと心配していたのです。

娘のことを心配しているのではなく,私は自分のことを心配していたのです。

ドラマのなかの母親は,子どもがみんなと同じようにできないとダメな母親だって思われるんじゃないかっていうことを大学講師に言います。

すると,大学講師は,「誰がそう思うんですか?」と,母親にたずねます。

母親は,「見えない敵を自分で勝手に作っていた。」と反省しています。

「誰がそう思うんですか?」

ものすごく胸に刺さった言葉でした。

ほんとに,そうなんですよね…。

いったい,誰がそう思うのでしょう?

私が気にしているだけで,案外周りの人は気にしていなかったりします。

ドラマの中の母親同様,私も見えない敵を作っているのだと思います。

しかし,私は娘に対して,人並みにできるようになってほしい,みんなと同じことができるようになってほしい,という思いが捨てきれません。

やはり私の性格上,周りの目を気にしてしまうタイプなので。

私のなかで娘の特性を全て受け止めていないのだと思います。

 

さらに,ドラマではこんなシーンもありました。

主人公の大学講師が,通院している歯科の歯科医師のすごいところを100個言ってるシーンがありました。

すると,その歯科医師は,「それって誰でもできることじゃないんですか?」って言うんです。

そしたら,大学講師は,こう答えるんです。

「誰でもできることができるってすごいことじゃないんですか?」

この言葉も私の心に響きました。

私は娘に対して人より優れているところ,頑張っているところをよく褒めがちで,

できて当たり前なことを娘ができても,褒めることは少なかったように思います。

しかし,誰でもできること,当たり前にできることを娘が今できることが,すごいことなんですよね。

そう考えると,娘のすごいところがたくさん浮かんできました。

娘のすごいところを100個見つけてみようと思います。

 

このドラマの小学生の母親は,私の姿と重なる部分があり,その母親の思いに共感しました。

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「僕らは奇跡でできている」は,気づきや学びが多く,ほっこりする気持ちになる私の大好きなドラマです。

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