算数の「ぜんぶでいくつ」,「あわせていくつ」は同じ意味として考えよう。

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

前回は,算数の「いくつといくつ」がよく分からない娘。を紹介しました。

今回は,そのなかの「ぜんぶでいくつ」といった数の合成の問題で,私が感じたことを中心に紹介しようと思います。

 

ドリルによっては,「ぜんぶでいくつ」ではなく,「あわせていくつ」と記載されているものもあります。

「あわせていくつ」かあ…。

言葉こそ違えど,「ぜんぶでいくつ」と「あわせていくつ」も,私は同じ意味で考えていいと思います。

「ぜんぶで」,「あわせて」も,日常生活において使う言葉ですよね。

うーん,日本語って難しいですね(>_<)

試しに娘に問題を出してみました‼

さて,どう答えるのでしょうか⁉

ママ:「2と3,ぜんぶでいくつかな?」

娘:「5かな。」

ママ:「正解。じゃあ,2と3,あわせていくつかな?」

娘:「5だよ。」

ママ:「正解。」

あら,分かっているじゃないの👏

娘のなかでも,この2つは同じ意味として捉えているのでしょう。

上記のやりとりからみても,「いくつといくつ」という数の分解よりも,「ぜんぶでいくつ」という数の合成のほうが,娘にとって分かりやすいのでしょうね。

前述しましたが,「ぜんぶでいくつ」と「あわせていくつ」を同じ意味として考えるとよいと思います。

答えは同じでも「ぜんぶでいくつ」,「あわせていくつ」など様々な言葉で問題を出して,娘には答えを考えてもらおうっと。

このやりとりが,今後の算数の文章問題を解く練習になるといいな(*^_^*)

 

さらに,数の合成から一歩すすんで考えてみましょう。

「たすといくつ」,「ふえるといくつ」などのフレーズは,ドリルの足し算の問題でよく出てきませんか⁉

上記の「ぜんぶでいくつ」とは,少し意味あいが違いますが(^_^;)

しかし,「ぜんぶでいくつ」,「あわせていくつ」,「たすといくつ」,「ふえるといくつ」という4つの言葉を足し算の式で考えてみると,4つとも同じ式になりませんか❓❓

問題文は違うのに,ほんと不思議ですよね。

例をあげてみると…,

  • 問題文「2と3,ぜんぶでいくつ?」→式に表すと「2+3=5」
  • 問題文「2と3,あわせていくつ?」→式に表すと「2+3=5」
  • 問題文「2に3をたすといくつ?」→式に表すと「2+3=5」
  • 問題文「2に3ふえるといくつ?」→式に表すと「2+3=5」

そう,4つとも「2+3=5」という式になりますよね。

逆を言えば,「2+3=5」という式は,様々な問題文から導き出されるというわけですね。

 

それと関連して,娘の算数の教科書をペラペラめくってみて,最近感じたことがあるんです。

算数の文章問題は,国語の要素が含まれていて,実は問題の読解力も大きく関係しているんじゃないのかなと思います。

そう,算数といえども問題の読解力も必要だと。

 

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以上が,最近娘に算数を教えていて私が感じたことです。

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