こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
ここ数日,算数の授業があまりよく分からなかった様子の娘。
20までのかずのたしざんひきざんの単元が難しかったようです。
娘にたずねると,ブロックを使うと,計算できるようですが,使わないとよく分からないとのことでした。
20までのかずのたしざんひきざんの単元とは,くり上がりのない20までの数の足し算・引き算のことです。
例えば,12+5=17のような式のことを指します。
では,娘はどこが難しいと感じているのでしょうか❓❓
そこで,娘にある問題を出してみました。
ママ:「16っていう数は,10といくつに分かれると思う?」
娘:「6かな。」
ママ:「そうだね。正解です。16は,10と6にわかれるよね。」
そっか…。娘は11から20までの数を,10とあといくつに分けることはできるんだね。
ママ:「じゃあ,10+4の答えは何と思う?」
娘:「分かる。14だよ。」
10+4=14という,10+いくつという足し算は理解しているんだね。
じゃあ,こんな問題を出してみよっと。
ママ:「12+3の答えは何と思う?」
娘:「わかんない。どうするんだろう?」
なるほどd( ̄  ̄)
10+いくつかという計算式はできるのに,11から20まで+いくつかという計算式はできないというわけか…。
数が11から20になると,急にとまどうのでしょう。
では,娘にはどのように教えたらいいのでしょうか❓❓
教科書ぴったりテストのさんすう・けいさんの本を参考にしながら,実際に解く方法を私なりに紙にまとめてみました。
文章と図は,私のオリジナルです。
私が作った用紙をもとに娘には説明していこうと思います。
まずは,足し算から紹介していきますね。
<20までのかずのたしざん>
①たされるかず(10から20までのかず)のしたに,さくらんぼのえだをかく。
②10といくつにわかれるか,すうじをかく。
※ひだりがわに10をかく。
③②でわけた10でないほうのかずと,たすかずをたしざんする。
④のこっている10と,③のこたえをたしざんしたすうじがこたえ。
文章で書くより図に書いて説明したほうが分かりやすいのかと思い,例題を用意しました。
☆例題☆ 15+3
こちらの例題を上記の手順に沿って解いてみましょう。
私は,分かりやすいように赤のマジックで計算過程を書いています。
よって,15+3=18となりますよね。
<補足説明>
①のさくらんぼのえだを書くのは,10といくつに分かれるのかという考えを定着させるためです。
また,さくらんぼのえだを書いてから数字を書いたほうが分かりやすいですよね。
②では,左側に10を書くようにすることがポイントです‼
次の手順のときに計算しやすくするためです。
③では,数字の横に足し算の式を書いて計算してもらいます。
④では,残っている10と③の答えを線でつないでみました。
こちらも足し算の式を書こうと思いましたが,さらに式が増えるとごちゃごちゃになるので,見やすいように心がけてみました。
次回は,20までのかずのひきざんについて紹介しようと思います。
乞うご期待(^_-)-☆