こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
以前に,20までのかずのたしざん・ひきざんがよく分からない娘。(2)という記事を紹介しました。
娘は,宿題においても20までのかずのひきざんを解くことができています👏
しかし,先日の算数の宿題で分からなかった問題が1問あったんです(>_<)
それは,12-10という式です。
では,私が教えた方法でこの引き算を解いてみましょう。
おさらいとして,
<20までのかずのひきざん>
①ひかれるかず(10から20までのかず)のしたに,さくらんぼのえだをかく。
②10といくつにわかれるか,すうじをかく。
※ひだりがわに10をかく。
③②でわけた10でないほうのかずと,ひくかずをひきざんする。
④のこっている10と,③のこたえをたしざんしたすうじがこたえ。
でしたね。
まず,下の写真のように,12を10と2に分けることができますよね。
次にするのは,わけた10でないほうのかずと,ひくかずをひきざんするということです。
すると…↓↓
あれ⁉2-10という式になってしまいました…。
小学生では,正の数・負の数はたしか習いませんでしたよね。
だから,娘は,この式を書いたものの,2-10なんてひきざんできないから,そこで分からなくなっちゃったんですね(>_<)
③の「②でわけた10でないほうのかずと,ひくかずをひきざんする」という言葉で私が説明したから,そう考えたんだよね。
そう,娘は私の教え方を素直に実践してくれていたんですね。
でも,ひくかずが10の場合は,私の方法では解けないですね。
なぜなら,わけた10でないほうの数がひくかずより小さい数なら引き算ができないからです。
あー,気がつかなかったー(∋_∈)
本当に子供に算数を教えるのって難しいなと,実感しました。
では,このような式の場合は,どのようにすればよいのでしょうか❓❓
本当に悩みます。
とりあえず,具体物であるおはじきを使って,12-10=2を表現してみました。
まず,12のおはじきを10と2におはじきを分けます。
そこから10をとってみると…↓↓
残りは2になります。
このようにおはじきを使って娘に説明すると,娘はきちんと理解できていました。
じゃあ,今度は実際に数字で計算してみましょう。
12は10と2に分けることができます。
娘に「そこから10をひくためにはどうしたらいいと思う?」と聞いてみました。
すると,「分かった。10-10を計算したらいいんだね。」とのこと。
そう,その通り👏
それから,2+0=2と計算すればいいんですよね。
文章にまとめると…
<20までのかずのひきざん(ひくかずが10のばあい)>
①ひかれるかず(10から20までのかず)のしたに,さくらんぼのえだをかく。
②10といくつにわかれるか,すうじをかく。
※ひだりがわに10をかく。
③②でわけた10と,ひくかずの10をひきざんする。
④のこっているかずと,③のこたえの0をたしざんしたすうじがこたえ。
娘には,私が作った問題を2問解いてもらいました。
②の20-10という式が難しかったようで,少しとまどっていました💦
「20は,10といくつに分かれるのかな?じゃあ,次はどうしたらいいと思う?」と娘に質問しながら一緒に問題を解いていきました。
娘が,ひくかずが10の場合のひきざんでつまずくということは,ひきざんの仕組みがきちんと理解できていないということなのかもしれませんね。
だから,今一度ひきざんの概念について娘と一緒にふりかえって考えてみようと思います。
こんにちは。久しぶりに訪問してみましたら、20までのかずの計算が出ていました。過日もコメントいたしました、ゆっくりさんすうの武田です。ご存知かもしれませんが、「20までのかず」と「100といくつまでのかず」も出しています。よかったら、試してみて下さい。他の方のブログを拝見するところでは、「20までのかず」という範囲のドリルは他に無いようなのです。そして、私の教材は、数字で分解するさくらんぼ算の前の段階から、半具体物で視覚的に支援します。2-10とするのは、位取りの理解がまだ確実ではない段階で、手順に頼るからです。20までのかずは、10のまとまりを捉える位取りの理解の基礎になります。解説でその点を詳しく説明してあります。ここをしっかり理解して初めて繰り上がり・繰り下がりができるようになります。繰り下がりでは、1の位から引くのか、10(の位)から引くのかの判断の鍵になります。このドリルで、何人もの子どもが、つまずいていた繰り上がり・繰り下がりができるようになりました。2年生でできるようになった子どももいます。この時期からアマゾンも楽天も品薄になりますが、どこか一部分でも試してみて下さい。宣伝するつもりはありませんが、きっとお役に立てるように思います。
こんばんは,
コメントありがとうございます。
先生のおっしゃる通り,娘は,10のまとまりとして捉えるという位取りがきちんと理解できていないのかもしれませんね。
私が足し算,引き算のマニュアルを作れば娘は計算しやすくなるのかなと思っていましたが,そううまくはいかないものですね。
そして,このたび,先生が作られた『ゆっくりさんすうプリント 20までのかず』という教材を購入させていただきました。
ご紹介ありがとうございました。
まだ手元には届いていませんが,今後,当ブログにおいて紹介させていただくこともあるかもございません。
最後に,大変貴重なご意見,どうもありがとうございました。