娘の低身長について

こんばんは，

発達がゆっくりな娘をもつ，ゆっくりっ子ママです。

 

今日は，娘の身体の成長についてお伝えしようと思います。

正常自然分娩でしたが，娘は低出生体重児で生まれています。

それからも，健診のたびに低身長，低体重を指摘されてきました。

そんな時に病院の医師よりこのような冊子をいただきました。

「小さく生まれたお子さんの低身長について-SGA性低身長症-」という冊子です。

いただいた時期は，私たちが大阪にいた頃，娘が3歳になる前くらいの時でしょうか。

3歳までに標準的な身長に達しなかった場合，SGA性低身長症が考えられるということでした。

SGA性低身長症❓❓

聞き慣れない言葉ですよね…。

いただいた冊子をもとに，まずは，SGAとは何か？から紹介していきましょう。

 

1，SGAとは何か？

---

SGAは，英語のSmall-for-Gestational  Ageの略だそうです。

在胎週数（胎児が母親のお腹にいた期間）に応じた標準身長・体重よりも小さく生まれたことを指すよう。

同じ在胎週数で生まれた子供100人中，身長・体重ともに小さいほうから9番目までをSGAの目安としているそうです。

そして，SGAで生まれた子供の約90％は2～3歳までに標準的な身長に追いつくとのことです。

 

2，SGA性低身長症とは何か？

---

SGAで生まれた子供で，他に成長に影響を及ぼす病気や環境などの問題がなく，2～3歳までに標準的な身長に達しなかった場合，SGA性低身長症と診断されるとのことです。

3歳からは，成長ホルモンを注射する治療法が認められているよう。

 

では，再び娘の成長についての話に戻りますね。

故郷に戻ってからも，病院では定期的に娘の身長・体重測定を行い，経過をみてもらっています。

受診の度に，成長曲線のグラフをつけていき，娘は，成長ホルモン治療開始基準になるかならないかのギリギリのところで経過しています。

そして，以前，医師より成長ホルモンがどのくらいでているのか一度検査してみてはどうでしょうか⁉というお話がありました。

このたび娘の就学にあたり，就学前に検査してみました。

手の骨のレントゲンを撮影し，骨年齢（骨の成長）を調べる検査をしました。骨年齢が実際の年齢と離れすぎていないかどうかを調べる検査のようです。

娘の場合は，6歳ということで骨年齢と実際の年齢の差はみられず，正常とのことでした。

脳MRIの撮影をし，脳下垂体に異常がないかどうかを調べる検査をしましたが，異常なしでした。

血液検査で甲状腺の機能を調べましたが，そちらも異常なしでした。

成長ホルモンが正常に分泌されているかどうかを調べる検査ということで，成長ホルモン分泌刺激試験を行いました。

1種類の薬だけでは正確な判断が難しいとのことで，日を改めて違う種類の薬を使って検査したので，病院を2回受診したわけです。

成長ホルモンの分泌を刺激する薬を点滴をしたり，内服したりした後，約2時間の間に何度か採血を行いました。

こちらの検査は，検査前日の夜より絶飲食のため，娘にとってはかなりの苦痛だったことと思います。

検査中も「お腹すいたー。」と空腹を訴え，やや不機嫌になる娘(>_<)

それから，点滴をするにあたり「痛い。」と泣き叫ぶ娘(>o<)

そりゃそうですよね，大人でもお腹すきますし，点滴も痛いですよね…💦

娘よ，よくぞ頑張りました👏

さて，気になる検査結果ですが，成長ホルモンは分泌不足ではなく，正常に分泌されているとのことでした。

検査結果を聞き，ほっと安心した私…。

成長曲線の下の方でも娘のペースで成長していっているので，経過観察ということになりました。

今後も引き続き，娘の身長・体重の成長曲線の経過をみていかなければいけません。