こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前々回に,大きな筋肉を使うダイナミックな動きや遊びを家庭に取り入れていくことが大切。だとお話しました。
作業訓練のなかで,そうきんしぼり&ぞうきんがけをしたわけなんですが…
身体を大きく動かすような動作や遊びをしているのかとの質問が先生よりありました。
ママ:「下の弟と一緒にはいはい競争をしています。」
先生:「それは,すごくダイナミックに動くのでいいことですね。」
でも,ちょっと待って✋「はいはい競争」って何(?_?)
「はいはい競争」とは,「エルサ巻き」と同様に,我が家での呼び方でございます。
では,紹介します。
「はいはい競争」とは,その名の通り,家族みんなで,はいはいして移動していく競争のことなんです。
例えば,寝室(スタート地点)から浴室(ゴール地点)まで…というふうに,あらかじめ目的地を決めてはいはいして移動していくというもの。
娘は1位になるとすごく嬉しそうにしています(*^_^*)
それに,家族全員で楽しむことができるのが魅力なのかな🎵
訓練を始めた当初,下の息子は,はいはいや伝い歩きで移動していたので,娘も真似してはいはいし始めたのがきっかけとなっています。
弟と一緒に遊びたかったのでしょうか。
でも,息子が歩き始めるまでの期間限定の「はいはい競争」となってしまいましたが(^^;)
息子がはいはいしなくなり,現在ではあまりしていませんが,私が「はいはい競争しよう。」と声かけすると,娘はしてくれますよ。
親の私がはいはいしてみて思うことは,結構体力を使う動作だということです。
では,はいはいがなぜ良いのでしょうか❓❓
川上康則監修の『発達の気になる子の学校・家庭で楽しくできる感覚統合あそび』によると,
乳児期に「はいはい」をほとんどせず,すぐに立ってしまった子供は,腕支持の力や体幹の筋群を引き締める力が未発達のままでいることが多くみられるそうです。
これを発達の「とび越し」と言うそうです。
娘は,はいはいは8ヶ月,つかまり立ちは9ヶ月,伝い歩きは11ヶ月,ひとり歩きが1歳3ヶ月という発達経過です。遅いというわけではなく,一般的な経過なのかなと思います。
しかし,私は家に段差があったりで危険防止のため,娘を日中ベビーベッドで過ごさせていることが多かったです。
はいはいをせずにすぐに歩いてしまったのではなく,危なくないように,はいはいをあまりさせなかったという表現が正しいのかな。
振り返ると,「はいはい」した時間は確かに短かったのかなと思います。
なので,今の時期に改めて「はいはい」することで,肩や腕で体重を支える力や,体幹筋を引き締める力を養い,不器用さの軽減につながるとのことです。
乳児期にはいはいさせることがいかに大切であるかということが分かりました。
皆様も,ご家族でぜひ「はいはい競争」で遊んでみてはいかがでしょうか(^_-)-☆