こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
皆様,お子様に対して声のボリュームの調節が難しいんじゃないかと感じたことはございませんか❓
保育所の親子遠足や,娘とよく遊んでいるお友達との関わり方を見ていて,私はそのように感じました。
しかし,娘はいつも大声で話すわけではありません。
友達と楽しそうに遊んでいるときなど興奮状態になると…
娘の場合,大声というよりは,甲高いキーキーする大きな声になるんです(^_^;)
お友達とのじゃんけんも白熱してくると,「じゃんけんほい」のかけ声の際にキーキー声でじゃんけんする娘。
お友達には,「もうちょっと小さな声でしゃべって。」と言われています💦
もちろん,元気な大きな声で挨拶したり,歌ったり,会話できたりすることは,娘の褒めてあげたいところです。
しかし,時と場合によるといいますか,先生や友達と遊ぶときは普通の大きさの声で,お遊戯や発表会などでは大きな声で,…というふうに,娘が声のボリュームを調節できたらいいんじゃないかと思ったんです。
そこで,言語訓練の先生と作業訓練の先生に,上記のことを相談しました。
<言語訓練の先生のアドバイス>
- 恥ずかしさを隠すために声が大きくなっているんじゃないかと思う時もある。
- 「キーキー言う声はやめようね。」と娘に話しても,キーキー言う声がどうしていけないのか分かっていないんじゃないのか?
- キーキー言う声がどうしていけないのか,その理由が理解できれば娘も納得するんじゃないのか?
- 理由として例えば,「キーンって言ったらお友達の耳が痛くならないかな?」とか。
- 「やめようね。」ではなく,「お友達と楽しく遊べるようにもう少し声を小さくして話してみようか。」と声かけする。
- 声のボリュームを調節するような感じの言い方にする。
なるほどd( ̄  ̄)
たしかにどうしていけないのか理由をきちんと説明しないとダメですよね‼
その日の夕方に娘にたずねてみました。
ママ:「他のお友達が耳が痛くなるようなキーンってする大きな声で話したら,○○(娘の名前)はどう思う?」
娘:「いや,やめてって言う。耳もこうやってふさぐかも。」
ママ:「そうなんだね。それはなんで?」
娘:「耳が痛くなるから。」
ママ:「じゃあ,○○(娘の名前)はお友達や先生と話す時どうしたらいいと思う?」
娘:「耳が痛くならないようにする。もう少し小さな声で話すね。」
<作業訓練の先生のアドバイス>
- 娘は全部の感覚が今は訓練によって育っている途中の段階。声のボリュームを調節しながら話すというのはもう少し先の目標かもしれないとのこと。
- 紙にピラミッドを書いて数字は0~5にして,0は聞こえない,5が大声でというふうに声のボリュームを6段階くらいに表してみる。
- そのピラミッド表を使って「これくらいが5の声だよ。」,「これが0だよ。」と実際に話してながら教えていく。「今は3の普通の声で話してみようか」,など。
- 数字の概念が分からなければ,ピラミッドの数字を色で表現しグラデーションにしてみてもいいのかもしれない。
なるほどd( ̄  ̄)
声のボリュームを数字や色で表す方法もあるんですね💡
今までそのような発想なんて考えもしなかったので,勉強になりました(._.)φ
それから,アドバイスをいただいた次の言語訓練時に,声のボリュームを数字や色で表す方法について,先生に話してみました。
先生は紙に大きさの異なる○を4つ書いて,声のボリュームを4段階に分けていました。
- 1はささやきごえ(1番小さな○)
- 2はささやきごえよりすこしおおきなこえ(2番目に小さな○)
- 3はふつうのこえ(2番目に大きな○)
- 4はおおごえ(1番大きな○)
こんなふうに↓↓
先生が書いた通りではなく,私が再現して分かりやすく書いてみました✏
先生:「今日は,4の大きな声で話しません。○○ちゃんは今日は3の普通の声で練習しようね。」
と言い,紙に4のところに×印を入れました。
娘:「わかった。」
先生:「じゃあ,3の声を1回練習しておこうか。」
先生の言った言葉をきちんと3の声で復唱バッチリ👌
その日の訓練中は,大きな声で話すことはほとんどなく3の普通の声で話していました。
やればできるじゃない‼よくできました👏
声のボリュームを数字や色で表す方法は娘にとって効果的じゃないのかなと思います。
今後,娘と一緒に声のボリューム表(声のものさし)を作っていければいいなと考えております。
さて,どんなのがいいかな(?_?)