こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
算数の授業では,くり上がりのあるたし算,くり下がりのあるひき算をすでに学習しています。
計算カードやドリルやプリントなどの宿題があり,娘は現在のところ計算はゆっくりですができています。
でも娘は,計算できるのに文章問題が苦手なのです(>_<)
これは,以前から申し上げていることですよね。
以下のような式を書き答えを求めるといった文章問題をなんとか解くことができます。
なかには,私が教えないとできない問題もあるのですが…。
<もんだい1>
いちごが 13こ あります。
おんなのこが 6こ たべると のこりは なんこに なりますか。
娘は,一人で解くことができ,正解しています。
しかし,先日の宿題の算数プリントの文章問題では,娘はどうしたらよいのか分からないと困っていました💦
それは以下のような問題です。
<もんだい2>
したの えを みて,13-6の しきに なる もんだいを つくります。
ぶんの つづきを かきましょう。
アップにしてみると…,
宿題プリントの絵を参考にしながら,私なりに頑張って描いてみましたp(^^)q
絵の上手下手はこの際置いておいて…,
女の子がいちごを食べたことが分かればいいんです(笑)。
先ほどの文章問題とは異なった形式ですよね。
文章問題のなかに式が書いてあり,下の絵を見て,問題文を作るという問題ですよね。
かみしばいを作る問題,おはなしを作る問題と表現できるかと思います。
こちらの問題を解くにあたり,娘との会話のやりとりを紹介していきますね。
ママ:「下の絵を見てね。いちごの横のお皿には何があるの?」
娘:「いちごのへた。」
ママ:「そうだね。何個あるの?」
娘:「6個。」
ママ:「6個あるよね。じゃあ,なんでへただけあるんだろう?」
娘:「へただけ残してある。」
ママ:「残してあるよね。へたはあるのに,いちごの赤いおいしいところはなんでないんだろう?」
娘:「うーん。」
娘は考え込んでいる様子でしたが答えが出てきませんでした。
ママ:「じゃあ,女の子の顔を見て。女の子がいちごをどうしたと思う?」
娘:「あっ,わかった。いちごを食べたんだ。食べたからへただけ残っているのか。」
ママ:「そうだね。ママもそう思うよ。」
絵を見て,いちごがあるお皿から,女の子がいちごを6個食べたことが分かったようです。
大人の私なら,いちごのへたがあるのできっと女の子が6個食べたんだろうなと瞬時に推察することができますが,娘には難しいということか…。
では,問題のなかの13-6という式と,絵を見て,問題文を作らないといけませんよね。
ママ:「じゃあ,ここにはなんて書いたらいいのかな。」
娘:「いちごが6個。」
ママ:「うん,いちごが6個どうなったのかな。」
娘:「食べた。」
ママ:「そうだね。それを文に書いてみよっか。」
娘:「おんなのこがいちごを6こたべました。って書こうかな。」
ママ:「うん,いいと思うよ。いちごが13こあります。おんなのこがいちごを6こたべました。だったら13-6の式になるのかな?」
娘:「なんかおかしい。もっと書かないとわからない。」
ママ:「そうだよね。続きを書いてみようか。」
娘:「問題は最後にですかってつく。」
ママ:「いいところに気がついたね。問題や問いかけには,最後にですか。とかついているね。最後はですか。で終わろうね。じゃあ,13-6の式はたし算?ひき算?」
娘:「ひき算。」
ママ:「そう,ひき算です。ひきざんのなかまの言葉を書くと,分かりやすいと思うよ。」
娘:「わかった。ちがいはなんこですか。でいいのかな。」
ママ:「ちがいはという言葉は,ひきざんのなかまで合っているよ。いちごが13こあります。おんなのこがいちごを6こたべました。ちがいはなんこですか。で合っているかな?」
娘:「違う。なんかおかしい。」
ママ:「そうだね,おかしいよね。ちがいはという言葉は,ものを比べるときに使う言葉かな。じゃあ,へたがあるお皿はいちごを食べたよね。じゃあいちごが入っているほうをなんと言うの?」
娘:「残り。」
ママ:「その通りです。こっちのほうを残りって言うよね。のこりはっていう言葉もひきざんのなかまだったよね。」
娘:「のこりはなんこですか。でいいのかな。」
ママ:「そうだね。その問題で13-6の式にあるよね。全部続けて書いてみようか。」
と,娘との長いやりとりの末に,やっと娘が問題を解くことができました。
娘がこのようなかみしばいを作る文章問題のどういったところが苦手なのか,私なりに考えてみることにしました。
詳しいことについては,また後日紹介していこうと思います。