『イラスト版子どものアンガーマネジメント-怒りをコントロールする43のスキル』という本を読んで

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

前回は,「アンガーマネジメントが必要な私と娘。」という記事を書きました。

数年前に発達相談を受けた際に,臨床心理士さんより, 怒りをコントロールすることが娘にとって生活していくうえで大切だろうとのアドバイスがありました。

その際に,紹介してくださった本を2年前に購入しました。

そこで,今回は,以前購入した『イラスト版子どものアンガーマネジメント 怒りをコントロールする43のスキル』という本を紹介していきたいと思います。

私の力不足でなかなか記事を更新することができず,今回やっと本を紹介することができました。

読んでみた感想として,まず,イラストを多く使用しており,読み仮名がふってあるので,低学年からでも読むことができる本だなと思いました。

学校や友達関係において起こるだろうと予想される様々な場面が出てきて,ケーススタディのようになっています。

1つのケースを見開き2ページで紹介しており,左にケースの例題とその解説,右にレッスンとして書き込めるようにワークにしてあります。

ケーススタディに関しては,低学年,中学年,高学年以上の三段階の学年表記があるので,それぞれの学年にあったケースについて考えることができるのが,魅力だなと感じました。

もちろんそれだけではなく,怒りやアンガーマネジメントについて詳しく解説してあるので,大人の私でも非常に勉強になりました。

ただ,言葉の表現であったり,若干低学年向けの内容が多いように感じた部分もありました。

逆をいえば,低学年~高学年,大人と幅広く活用できるということですよね。

そして,本のなかで私が最も心に残ったのは…

「怒ることは悪いことではない」

「怒りは人を傷つけるためにあるのではなく,自分を守るためにある」

ということです。

なるほど。

私の心に深く刺さった言葉です。

怒ること自体がダメな行為で,我慢しないといけないものだと思っていました。

たしかに,無理して我慢していると,かえって怒りが大きくなり爆発してしまうこともあります。

だから,まずは自分のなかにある怒りを認めることが,アンガーマネジメントの第一歩なのかなと思いました。

私のなかの怒り,娘のなかの怒りを知り,自分なりのアンガーマネジメントを見つけていこうと考えています。

今回紹介した本はこちら。

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