SST(ソーシャルスキルトレーニング)の本を2冊購入しました。

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

以前より娘にはSST(ソーシャルスキルトレーニング)が必要であることを当ブログ内で紹介してきました。

心理相談において,SSTは,放課後等デイサービスなどの療育以外に家庭においても取り組むことができることを教えていただきました。

そこで,先生はSSTの本を2冊紹介してくださいました。

その2冊の本とはこちらです↓↓

左:『あたまと心で考えよう SST(ソーシャルスキルトレーニング)ワークシート~自己認知・コミュニケーションスキル編~』

右:『あたまと心で考えよう SST(ソーシャルスキルトレーニング)ワークシート~社会的行動編~』

という2冊の本です。

こちらの本を使って心理相談の中でも何度かSSTに取り組んだこともあります。

よって,今回は,こちらの2冊について私なりの感想も交えて紹介していきたいと思います。

 

まずは,本のタイトルにワークシートとあるように,SSTとは何かという概念をずっと綴っている本ではないということがいえると思います。

ワークシートということで,1ページにつき1つの問題が載っています。

コピーして使えるSSTの問題集ということでしょう。

もちろん,解答とその簡単な解説も載っているので,親も安心ですよね。

「こんなときはどうする?」という学校生活などで起こりえそうな場面が問題として取り上げられています。

例えば…,

「授業中となりの席の子に話しかけられたらどうする?」

「授業で使う道具を持ってくるのを忘れたらどうする?」

などなど。

私が小学生の時にも経験した場面ですし,たしかによくある場面ですよね。

どうしたらよいのかという答えがいくつかあって選択できるようになっており,それを選んだ理由も記入できる欄があったりします。

自分でその場面を想像して考えて答える問題ですよね。

また,自己認知・コミュニケーションスキル編でいえば,自分のことについて書くページがあります。

自分の情報,家族構成,自分の良いところなどなど…。

今後,娘は生活する上で自己紹介する機会がたくさんあるだろうし,自己紹介ができるスキルを身につけておくことは大切ですよね。

対象年齢は,年長~中学生くらいまでとなっています。

低学年だと難しい問題もなかにはありますので,それぞれ子供に合った問題から取り組むといいのかなと思います。

発達障害あるなしにかかわらずに,使用できる教材だと思います。

現段階ではコピーして娘が一人で問題をするのは難しいので,一緒に問題を読み娘に考えて答えてもらうというふうな使い方をするつもりでいます。

寝る前の読み聞かせに使ってもいいかも⁉

あと,気にならないところが全くないわけではなく…。

やや値段が高めかなというのは,正直あります(^_^;)

しかし,SSTに力を入れているデイなどの療育が近場になかなかないので,SSTを家庭で取り組むことができる支援教材と思えば,その値段の価値があるのかなと思ったりします。

我が家では,絵本を含めて本は今後の人生の財産になるので本にお金を使おうという考えがありますし。

 

こちらの2冊を使ってSSTに娘と一緒に取り組んでいこうと考えています。

その様子についてはまたの機会に紹介できればと思います。

 

今回紹介した本はこちらで購入することができますよ。

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