こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回は,漢字を同時処理で覚えている娘。を紹介しました。
そこで,私は漢字のたし算問題のプリントを2枚作ってみました。
例えば,こういう問題ですよね。
しかし,必ずしも,漢字のパーツだけの組み合わせでできる漢字ばかりではないですよね。
例えば,「女(おんな)」という漢字を考えてみてください。
女は,く(ひらがな)+ノ(カタカナ)+一(漢字)からできていますよね。
私も,女という漢字は,「くノ一(くのいち)」って覚えた記憶があります。
「くノ一(くのいち)」は,書き順も表していますよね。
「女はくノ一」という覚え方は,①く②ノ③一という書き順で覚える継次処理でもあり,く(ひらがな)とノ(カタカナ)と一(漢字)というパーツを組み合わせて覚える同時処理でもあるのかなと思います。
女という漢字に限らず,ひらがな,カタカナ,数字,点(、)などに分けることもできる漢字もたくさんあるかと思います。
だから,漢字のたし算問題は,漢字だけでなく,ひらがな,カタカナ,数字,点(、)などの組み合わせも,オッケーとします。
あとは,部首で分けるという考え方もあるかと思います。
きへんなどの部首はまだ習っていないのですが,先生が漢字を教える際にきへんなどと説明してくれる時もあるそうです。
学年が上がっていくと,漢字のたし算問題の部首バージョンも作ってみようと思います。
というわけで,実際に私が作ったプリントを紹介していきます。
漢字のたし算問題を「たしたらなんの字?」というタイトルにしてみました。
まずは,「たしたらなんの字?①」から↓↓
(1)一+一=
(2)一+一+一=
(3)木+木=
(4)木+木+木=
(5)田+力=
(6)十+一=
(7)日+十=
(8)夕+口=
(9)木+一=
(10)一+一+人=
(11)立+日=
(12)一+大=
(13)一+人=
こちらの問題は,漢字の組み合わせばかりを考えてみました。
そして,「たしたらなんの字?②」はこちら↓↓
(1)く(ひらがな)+ノ(カタカナ)+一=
(2)一+1(すうじ)=
(3)大+、(てん)=
(4)一+日+一+1(すうじ)=
(5)ノ(カタカナ)+日=
(6)ノ(カタカナ)+十=
(7)一+ノ(カタカナ)+日=
(8)く(ひらがな)+ム(カタカナ)+小(はねない)=
(9)口(くち)+1(すうじ)=
横にひらがなやカタカナ,すうじ,てんと書いたのは,それらがヒントとなり漢字の全体像がよりイメージしやすいのではないかと思ったからです。
(8)に関しては,小の横に「はねない」と書きました。
糸が答えですが,糸の下の「小」の縦線部分は,はねないですよね。
だから,注意して「はねないように書いてね」ということを強調したかったので書いてみました。
ご覧のように,2枚とも書き順通りの順番でたし算の問題を作ってみました。
順番がぐちゃぐちゃのたし算だと難易度がアップすると思ったからです。
それに,問題を解くことで書き順も覚えられるかなという思いもあったからです。
では,実際に娘にこちらの問題プリントを解いてもらいましょう。
その様子については,次回紹介できればと思います。