こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
以前に,言語訓練でなぞなぞをしているということを伝えました。
>>詳しくは,言語訓練でなぞなぞをしています。~前編~をどうぞ。
>>詳しくは,言語訓練でなぞなぞをしています。~後編~をどうぞ。
これまで合わせて15問のなぞなぞを紹介してきました。
今回も新たに4問(Q16~Q19)紹介します。
Q16:「白くて栄養のある牛のお乳をなんというでしょうか。」→A16:「牛乳」
娘:「牛乳。」
Q17:「まぶたの上にあるまっすぐしていて毛がいっぱい生えているものはなんでしょうか。」→A17:「まゆげ」
娘:「なにかな。わからない。」
先生がまゆげを触りながら…
先生:「ここなんていうかな?」
娘はピンと来てない様子で答えられず。
先生:「まゆげと言います。」
Q18:「暑いときに涼しくなるように扇ぐ丸い形で紙でできたものはなんですか?」→A19:「うちわ」
娘:「扇風機かな。」
先生:「おしいね。たしかに涼しくなるんだけど,扇風機は紙でできているからね。」
先生は,答えのうちわのイラストが書かれてあるカードを見せながら…
先生:「これ何かな?」
娘:「うきわ。」
先生:「おしい。うちわって言います。」
先生:「では,他に涼しくしてくれるものってなんですか?」
娘:「扇風機。」
先生:「他には?」
娘:「わからない。」
先生:「クーラーもそうです。」
Q19:「お手紙をいれる袋のことをなんといいますか?」→A19:「封筒」
娘:「ふくろかな。なんだっけ?」
実は,数日前に自宅で私が出したなぞなぞでした。その時は「封筒」と答えられていたのに…。忘れちゃったのかな。
ママ:「こないだおうちでやったなぞなぞだよ。覚えてる?お手紙を書いて入れてた袋のことだよ。」
娘:「わかった。封筒。」
よかったー。思い出したみたい。
先生:「では,お手紙を出すためには他にしなくちゃいけないことあるよね。なんだと思う?封筒に何かを貼らなきゃいけないよね。」
娘:「シール。切手シールかな。」
先生:「そう。切手シール。切手と言います。」
最近はシール式の切手がありますよね。我が家でも頂いたシール式切手をよく使用しますので,娘にとって切手といえばシール式を思い浮かべるのか…。
私が子供の頃とは違っていてなんだか時代を感じてしまいましたね。
我が家のシール式の切手です↓↓
先生:「では,なぜ切手を貼らないといけないんですか?」
娘:「誰のお手紙が分かるようにするためかな。」
なるほどd( ̄  ̄)娘は,切手を封筒に貼る理由として,誰が出したお手紙なのか分かるようにするための目印のように思っているわけなんだ…。
答えとしては間違っていますが,自分なりに考えて出した答えなんですよね。そこは褒めてあげたいなと思います。
先生:「切手を貼るのには理由があります。お手紙を出す時にはお友達に送るためのお金がいるんです。お金を払って切手を買うんだけど,その切手はお金を払いましたよっていうお金のかわりになるものなんだよ。だから,切手を貼っておかないといけないんだよ。」
娘:「お金のかわり。わかった。」
と妙に納得している娘。ちゃんと理解しているのかしていないのか定かではありませんが(^^;)
それにしても先生は説明がうますぎます👏✨
そこに感心しました。私ならそんなに上手に説明できないだろうな…。
Q16~Q18は,なぞなぞのなかに少し難しい言葉が出てきますよね。例えば,「栄養」,「まぶた」,「扇ぐ」です。先生は,難しい言い回しをしたなぞなぞにすることによって理解やボキャブラリーを増やすことにつながるんだとおっしゃっていました。
そして,Q19では,なぞなぞしながらさらに詳しく質問していますよね。「どうして○○なんですか?」と理由を問う質問にすることで,理由を考え整理して自分の言葉で伝えるという訓練に結びついているのかなと感じました。
今後もなぞなぞについて紹介していきたいと考えています。
ぜひ皆様もこちらのなぞなぞを参考にお子様と楽しんでみてくださいね(^_-)-☆