こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
先日,娘は,言語訓練においてWISCーⅣ知能検査を受けました。
1度にすると時間がかかるので,2回にわけて実施するとのことでした。
娘は,WPPSI知能検査を2回受けたことがあるのですが,こちらの検査を受けることは今回が初めてとなります。
というわけで,今回は,こちらの検査を受けた時の娘の様子について,私が感じたことを中心にお伝えしていこうと思います。
最初は,積み木の問題でした。
立方体の積み木は,赤色の面,白色の面,対角線に三角に分けた赤色・白色が半面ずつの面で構成されています。
積み木は2個や4個用いて,先生がお手本の形を示し,娘がその通りに積み木を並べるという課題です。
娘は,上からみた面だけでなく,側面の面も全く同じように合わせないといけないと思ったようで,しきりに側面をチェックしていました。
先生からは,「上から見たところだけ同じにしたらいいよ。」との声かけがありました。
そして,用紙に描いてあるイラストの通りに積み木を並べるという問題もありました。
見本の形に三角に半面に分かれた面の積み木が入っていると,娘は,三角の面は示しているものの,向きが違うように形づくっていました。
娘は,三角の面が入るなど難易度がアップしていくと,形づくることが難しいのだろうと感じました。
また,先生の見本なしで用紙の通りに形を作ることも苦手なのでしょうね。
2つの単語の共通している似ているところを答えていくという課題もありました。
娘なりに色々な言葉を集めて頑張って答えているという印象を受けました。
なかには,ちぐはぐな答えや,うまく説明できない場面などありましたが。
しかし,思わず感心してしまった娘の答えがあるんです‼
先生:「ハチとチョウの似ているところはなんですか?」
娘:「うーん,飛ぶところと蜜を吸うところかな。」
蜜を吸うところ( ̄□ ̄;)!!
正直ビックリしました‼
その答え,私ならパッと思いつかないかも(^_^;)
それから,先生の指示通りに数字を言っていく課題もありました。
まず,2つの数字を先生が言い,次に娘が先生が言った順番通りに数字を言っていく内容です。
私が推測するに,ワーキングメモリーに関する問題なのかな。
娘は,2つの数字,3つの数字はクリア。
4つの数字は2つほど正解し,5つの数字はできていなかったと思います。
今度は数字を逆の順番で言っていく内容でした。
例えば,先生が「2,3」と言えば,娘は「3,2」と答える問題です。
娘は,2つの数字であればあまり時間をかけずにスラスラと逆の順番で言うことができていました。
3つの数字も2問ほど正解。
4つ以上の数字になると,入っている数字を2つほど言うことができていましたが,順番がバラバラになっていました。
1年前の知能検査では,娘は逆の順番で言うという問題の意味すら分かっていないようだったので,今回スラスラ答えることができていることに,私はびっくりしました。
それから,紙に描いてあるイラストを使った課題もありました。
四角に囲んであるイラストから同じ仲間のものを指さすという内容です。
娘は,最初のほうはスラスラと正解を答えていました。
しかし,イラストの選択肢が増えてくると,娘は答えに迷うのか時間をかけて考えているようでしたが,最終的には分からないと答えていました。
難易度が高くなってくると,私でもよく考えないと答えが分からない問題もありました💦
私は結構難しいなと感じました。
また,紙に書いていく課題がありました。
数種類の図形があり,その図形のなかに○や=などが描いており,その見本の通りに図形に○などを書き足していくという内容です。
3つほど練習問題をして,本番に臨みました。
娘は見本の図形を見ながら一生懸命書き足していました。
先生は時間を計り制限時間がくると終了となり,娘は途中でおしまいとなりました。
また,4つに分けられた枠にそれぞれイラストがあり,4つの枠のうち3つしかイラストはなく,その1つの枠に何のイラストが入るか,下の選択肢から選んで指さすと言う内容の課題もありました。
こちらも難易度が高くなるにつれ,間違いも多かったように感じました。
さらに,数字を1~10まで言ったり,ひらがなをあから言ってくださいという先生の質問がありました。
娘は言うことができていました。
「○○ってなんですか?」と先生が質問して娘が答えるという課題にも取り組みました。
物の説明をするという内容ですね。
徐々に難しい単語や抽象的な単語が出てきて難易度が増し,最後のほうになると,わからないと娘は答えていました。
先生が数字とひらがなを混ぜ合わせた言葉を言い,それを数字→ひらがなの順番に並び替えて言うという課題もありました。
ただし,数字が2つあった場合は,小さい数字を先に言う,ひらがなも2つ以上あれば,五十音順に言う,というルールのもとで。
娘は,数字とひらがなが合計2つであれば,並べかえて答えることができていました。
3つならまずまず解答できているように感じました。
しかし,4つになると,わからないと答えていたことが多かったと思います。
こちらもワーキングメモリーに関連している課題なのでしょうね。
先生がヒントを1つずつ言って,そのものの名前を当てるという課題もしました。
娘は,徐々難易度が高い問題になると,分からないと答えていました。
用紙があり,まず見本の記号が示してあります。数個の記号のなかから見本の記号があればあるに○,なければないに○をつけるという内容の課題もしました。
娘は,練習問題2問とも正解していました。
次に本番スタート。
スピードは速く感じましたが,半分ほど間違えていたように思いました。
制限時間がきてストップとなりました。
うーん,制限時間があったので,はやく解こうとしてじっくり記号を見ずに答えを書いていたのでしょうか⁉
それとも,細部まで注意してものを見るということが苦手ということなのでしょうか⁉
先生はあと1問同じような問題を出しました。
用紙一面に様々なイラストが描かれています。そのなかから動物を見つけ斜線を引いていくというう内容です。
全ての動物に斜線を引くことができなかったのですが,答えは間違えていないように感じました。
娘は,全体を通して集中して検査に臨むことができたように思います。
検査結果については,またの機会にお伝えできればと考えています。