こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
私は,感情や思い出と記憶との関係性や勉強方法について知りたいと思いました。
それらのことを知りたいと思ったきっかけについては,こちらをご参照ください。
そこで,「記憶」・「小学生」・「勉強」という3つのワードで検索してヒットした本を読んでみることにしました。
ヒットしたのが,『「記憶」を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』という本でした。
今回は,こちらの本を読んでみた感想をお伝えしようと思いますが,1つの記事におさまらないほどたくさん感じたことがあります。
だから,まずは全体的な感想を申し上げることにします。
最初にこちらの本を目にした時,本全体が青文字で書かれているのに驚きました。
私は,普段それほど読書をしない方なので,単に青文字の本に出会ったことがないだけなのかもしれません。
読み始めは青文字で書かれていることに違和感がありましたが,徐々に慣れてきました。
パパは,青色は集中力が増すという効果がある色といわれているから,もしかしたらそういう狙いで青色で書かれているのでは?と言っていました。
もちろん,筆者の意図は分かりませんが…。
要所要所にイラストやマンガもあるので,飽きることなく最後まで楽しく読むことができました。
そして,私が最も知りたかったことがこちらの本には書かれていました。
これが,私がこちらの本を読んでよかったと思った一番の理由です。
自分の知りたかったことが本に書いてあるなんて,本を読んで最高に嬉しい瞬間ですよね。
知りたかったことは,冒頭にも書きましたが,感情や思い出と記憶との関係性,そして子供の勉強方法にどう生かすことができるのかです。
結論から申し上げますと,感情と記憶には関係性があり,それをエピソード記憶というそうです。
やはり,感情を動かされた記憶は思い出しやすいとのことです。
また,記憶にはエピソード記憶だけではなく,いくつか種類があることが,本を読んで分かりました。
そういった記憶のメカニズムを分かりやすく説明されているので,大変理解しやすかったです。
記憶のメカニズムを理解したうえで,それを上手に生かす勉強方法がこちらの本では紹介されています。
勉強する順序や時間,内容,復習方法など,少しの工夫で実践できることがたくさんありました。
なかには,「えっそれでいいの?」,「実践するのは少し不安だな。」と思わず感じた方法もありました。
私のこれまでの勉強に関する人生経験がひっくり返されたような衝撃もありました。
しかし,私の学生時代をよくよく思い返してみれば,たしかに納得できることだなとも思いました。
書かれていること全てを実践することは難しいですが,できることから娘の勉強方法に生かしていきたいと考えています。
現在すでに,実践していることもあります。
タイトルには「小学生の…」とありますが,小学生だけでなく,未就学児や中学生,高校生の子をもつ親にとって,非常に参考になる本だと思います。
少なくとも私にとっては,出会ってよかったなと思える本でした。
というより,私が中学生,高校生の時に出会いたかったなと思った本でした。
興味のある方は,ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
紹介した本はこちらで購入することができます。
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