こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
娘は,3月にWISCーⅣ知能検査を受けました。
以前にWISCーⅣを受けたのは6歳半の時なので,およそ3年前に受けたということになりますね。
その時の検査結果などについては,こちらをどうぞ。
そこで今回は,3月に受けたWISCーⅣの検査結果についてお伝えしようと思います。
娘は検査室で検査を受け,私は別室で待機していました。
娘は,最後まで集中して検査に取り組むことができていたようです。
<今回の9歳2ヶ月の時の検査結果>
- 言語理解:101
- 知覚推理:82
- ワーキングメモリー:85
- 処理速度:81
- 全検査:85
<6歳半の時の検査結果>
- 言語理解:97(平均の下~平均)
- 知覚推理:78(境界域~平均の下)
- ワーキングメモリー:88(平均の下~平均)
- 処理速度:91(平均の下~平均)
- 全検査:86(平均の下~平均)
今回の全検査IQは,85なので,3年前とほとんど変わりありませんでした。
4つの指標のなかで,今回も言語理解が最も数値が高いという結果でした。
言語的な理解力もあり,物事を概念的に捉えることができ,知識も積み上げられているとのことでした。
たしかに,娘をみていると,語彙数は以前に比べて増えてきているように感じます。
分からない言葉や熟語は,国語辞典や漢字辞典で調べたり…,
夜寝る前に弟に絵本の読み聞かせをしたり…,
読書をしたり…,
これらのことがきっと娘の知識の積み重ねにつながっているのだと思います。
一方,知覚推理と処理速度が低値でした。
この2つは視覚的な情報を捉える能力となっており,その能力が低いのは,少なからず眼の先天的な障害のため斜視があるのが関係しているでしょうとのことでした。
形を素早く正確に捉えることが苦手で,図形などの情報を扱う際には努力を要する可能性があるようです。
算数でいえば,図形の問題は理解するのに時間を要するでしょうと,先生よりお話がありました。
4年生で習う算数の最初の単元が角度なので,時間をかけて理解できるように学習を進めていきたいと思います。
また,一度に提示される情報量が多いと,処理しきれないこともあるようです。
そんな娘への対策として,次のようなことが挙げられるとのことです。
①本人の経験や興味のあることなどと関連づけて説明する
②テーマをきちんと示したうえで説明を進める
③一度に提示する情報量を少なくする
④書き写す作業では,課題量を少なくしたり,時間設定に余裕を持たせたりする
⑤課題の合間に適宜休憩時間を設ける
⑥複雑な情報の場合は,イラストや文字を書いて説明する
以上のことについて,4年生の担任の先生に伝えて,情報を共有していきたいと思います。