こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
先日,心理相談において言語訓練で実施した検査結果の用紙を先生に渡しました。
以下のようなアドバイスをしてくださいましたので,今回はそちらを紹介しようと思います。
先生は,ウィスクの検査結果より知覚推理が低いことから,娘はこういうプロフィールだろうと文献を用いて説明してくださいました。
言語理解,ワーキングメモリー,処理速度が,知覚推理よりも強いというプロフィールです。
活かしたい強さとしては,言語を使って推理する力や言語による習得知識とのこと。
継続して言語訓練を受けていることにより,その力が伸びているのかもしれないとのことでした。
単純な視覚情報を正確に処理し,早く正確に書くという力,すなわち処理速度も活かしたい強さに含まれるようです。
逆に,補いたい弱さとしては,非言語情報,すなわち視覚情報を基に判断する力や新しい情報を基に課題を処理する力とのことです。
ワーキングメモリーに関しては,文献によると,活かしたい強さに含まれますが,娘の場合は,補いたい弱さのほうに当たるのかもしれないともおっしゃっていました。
ワーキングメモリーとは,聞いた情報を一時的に記憶にとどめ,書いたりなどアウトプットする力のことです。
では,具体的にどのような支援方法があるのでしょうか❓❓
先生は,支援の例も説明してくださいました。
複雑な視覚情報を使用する場合は,言葉による説明も一緒に加えるようにする必要があるようです。
はじめて経験する活動や課題の場面では,活動の流れや目標を明示して見通しをもちやすくすればよいとのことです。
例えば,「次はこれだよ。」と次の手順にうつるときは,声かけしたり…。
新しい単元や応用的な学習活動に入る前に,既知知識や過去の経験と新しい活動や課題との関わり,関連をあらかじめ明示するとよいと,文献に書いてありました。
また,見て考える学習活動では,言葉による説明を適宜追加し,本人の理解を促す配慮と支援が必要とのことです。
「こういうふうに書けばいいよ。」,「これをみてどう思ったのかな。」など具体的に言葉による説明の補足も大切であると。
この時,言葉による説明も単語で言うなど分かりやすく簡潔明瞭を心がけるように‼
話の最初と最後は聞けていても,途中の間が聞けていないことも多く,長文で言っても全ては聞き取れていないことも多いためとのことでした。
なるほどd( ̄  ̄)
全体として,娘の場合,複雑な課題であれば言葉による補足説明が必要であるようですね。
しかも,簡潔明瞭に説明することが大切であると理解できました。
フロスティッグ視近知覚発達検査の結果から判断できることについては,次回紹介しようと考えています。