こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回は,検査結果より判断した具体的な支援方法(1)を紹介しました。
今回は,フロスティッグ視近知覚発達検査の結果より判断できることについて紹介していきます。
フロスティッグ視近知覚発達検査に関して言えば,娘は視覚と運動の協応の項目の点数が特に低値であったことは,当ブログ内でもお伝えしました。
>>詳しくは,フロスティッグ視近知覚発達検査の結果についてをどうぞ。
心理相談の先生によると,微細運動の弱さはもちろん,やはり眼の動きも関係しているように思うとのことでした。
この項目が低値であるということは,学校生活において板書をノートに写して書くという作業が苦手であるということがわかるそうです💦
たしかに娘は板書を写して書くという作業を苦手としているのは,学校の先生からも聞いております。
ウィスクの処理速度の点数はそれほど悪くはないけれど,速さを求められると少し困惑する部分があるのではないかと思うとおっしゃっていました。
クラスの子供たちが書き終わっても,娘が書き終わるのにもっと時間がかかることでしょうとのこと。
クラスの子供たちが板書を写すのにかかる時間よりも娘はもっと多めに時間をとるという配慮も今後必要かもしれないと。
さらに,板書を写す内容も少なくするという配慮も必要かもしれないと。
それから,娘のやる気がないわけでもなく,頑張って取り組んでいるけれど,そういう特性があってなかなかできないという娘の個性を学校側にも配慮してほしいので,先生に伝えてみるのも1つの方法であるとアドバイスしてくださいました。
なぜなら,娘が板書を写すときに,まじめに頑張っているのに時間がかかっているのは本人の努力不足だと判断されると,学校生活そのものが嫌になってしまう可能性だって考えられるからです。
また,眼球運動などに関しては,視覚支援学校の先生による学校巡回を学校側に相談してみてもいいかもしれないと。
詳しい視覚検査を受けることができたり,家庭でできる訓練やアドバイスを聞くことができたりするためだそうです。
こちらに関しては,学校の先生に視覚支援学校の先生による学校巡回を依頼しました。
さらに,心理相談の先生はこのようなこともおっしゃっていました。
先生:「国語の文章問題も本人にとっては結構疲れる問題だと思います。眼球をあらゆる方向に向け眼球運動していますから。」
ママ:「たしかに娘は文章問題が苦手です。すべて解き終わった後は,かなり疲れています。」
先生:「何か解きやすいような工夫が必要であるかもしれません。」
私は,国語の文章問題の解きやすい方法や工夫の必要性は,以前より感じておりました。
国語の文章問題を解き終わった後の娘の疲労感はハンパないんです(>_<)
なにか良い方法を考えなくては!!
風船バレーや風船バドミントンもして遊ぶのも眼球運動のトレーニングに良いと教えていただきました。
以上,前回も含めてまとめてみると…,
検査結果より判断した具体的な支援方法を学校側にお伝えしていかなければいけませんよね。
配慮できるところは配慮していただきたく思っています。
学校,家庭,専門機関(現在の娘の場合でいえば,言語訓練先の病院,心理相談を受けている病院)が娘に関する情報を共有し連携することが大切ですよね。
そして,今後は視覚支援学校の先生のサポートも加わってくるかもしれませんね。
私もこれらの支援方法を参考に娘と接していきたいと思います。