こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
パパの本棚にある教育本のなかから前から読もうと思っていた本がありまして,
先日思い切って読んでみました。
それは,『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』という本です。
3,4年ほど前の本ですが,書店の教育・子育てコーナーには置いてありますよね。
読んだことがある方もいらっしゃることと思います。
では,なぜ今こちらの本を読もうと思ったのか?
それは,前々回の心理相談において,小学校入学後も語彙力を高めるという意味でも絵本の読み聞かせは非常に効果があるというアドバイスをいただいたからです。
私あるいはパパが,ほぼ毎日寝る前に子供たちに絵本の読み聞かせをしています。
読み聞かせが非常に大切であるからこそ,今一度読み聞かせの効果や方法などをこちらの本で勉強したいと思いました。
今回,こちらの本を読んだ感想も含めて,紹介していきたいと思います。
まずは,数時間で読むことができ,大変読みやすい本だったことがいえると思います。
なぜ読み聞かせや読書習慣が大切であるのか,読み聞かせの方法,絵本選びの方法,オススメの絵本の紹介などが,主な内容となっています。
オススメの絵本については,タイトルだけでなく写真つきでしかもその本の簡単な紹介まで載っているので,絵本を購入する際に役立ちますよね。
絵本選びに困った時に大助かり。
紹介されていた中で,現在我が家にある絵本はこちらです↓↓
『すてきな三にんぐみ』,『おおきなかぶ』,『どうぞのいす』の3冊です。
ところで,皆様は,どのような読み方でお子様に絵本の読み聞かせをしているのでしょうか❓❓
私は,淡々とやや速めに読むことが多いのかもしれません。
反対にパパは,抑揚をつけて,絵本の登場人物になりきって感情を込めて,時には声色を変えて読むことが多いです。
私とパパの読み方を比較すると,パパのほうが絵本の読み聞かせが上手だと感じる方も多いでしょう。
実際,私もそう思っていました。
ところが,こちらの本がすすめる読み聞かせの方法は違うんです。
「一音一音ハッキリ読み」という読み方を推奨していました。
「一音一音ハッキリ読み」とは,一音一音はっきりと語尾まできちんと意識してゆっくり読むことを指します。
この時,声色は自然な感じで抑揚はつけずに,淡々と読む方が良いそうです。
なぜなら,音を聞かせることが目的だからとのこと。
感情を込めて読むのが苦手な私にとっては,実践しやすいなと思いました。
試しに,とある本の読み聞かせを「一音一音ハッキリ読み」にしてみると,子供たちの反応がいつもと違っていたような気がします。
いつもと違う私の読み方に子供たちは興味津々なのかもしれませんが(笑)。
でも,一音一音はっきり読むことで,たしかに子供たちは音をきちんと聞き取りやすいじゃないかと思いました。
音読が苦手な娘にとっても,私がはっきり読むことでお手本として参考になる読み方じゃないかと。
それから,こちらの本のなかで,印象に残った文章があります。
「本こそ最高の知育教材」
(引用元:松永暢史 『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』 株式会社すばる社,2014,p40)
本の帯にも大きく掲載されている言葉ですよね。
私自身,子供の頃からあまり読書をするタイプではなく,どちらかと言うと,読書が嫌いだった方だと思います。
現在でも読書家ではありませんが…(^_^;)
だから,絵本の大切さをあまり感じていませんでした。
振り返ってみると,子供の寝かしつけのアイテムとして読んでいた部分が大きかったような💦
しかし,娘が発達の遅れを指摘され訓練を始める前くらいより,様々な方からのアドバイスもあって絵本の読み聞かせを積極的に行うようになりました。
絵本の読み聞かせの大切さを今なら理解できますし,「本こそ最高の知育教材」,本当にその通りだと思います。
ただ,タイトルにもありますように,将来の学力は10歳までの「読書量」で決まるかどうかは,正直私にはピンときませんでした。
それは,子供たちの将来をみてみないことには判断できかねるのではないかと。
家のなかに本がたくさんあっていつでも手に取って読むことができる環境作りが大切なことは私たちも感じており,実践しています。
子供の頃から本に囲まれて慣れ親しむことは,今後の人生においてきっと財産になると思っています。
参考になる内容ばかりでしたので,興味のある方は一度読んでみてはいかがでしょうか(^_-)-☆
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