こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回の記事では,柴犬のプリントの布を使って巾着作りに挑戦するということを紹介しました。
手芸クラブでは,作業が途中のままのものを製作してもよいとのことなので,ある程度自宅で娘と一緒に巾着を作っておこうと思いました。
というわけで,早速,娘と一緒に巾着作りをスタート!!
私自身,手芸がそれほど得意な方ではないので,若干の不安はありましたが(^_^;)
まず,型紙に合わせて,裁ちばさみで布を裁断してもらいました。
ややしっかりめの生地だったので,娘は切りにくそうにしていました。
そして,次は布の両端を縫って,袋状にする作業を始めたいところですが…。
娘はこの時まで縫い針で縫ったこともないのです。
いったん巾着作りは置いておいて,裁縫の基本を少し教えることにしました。
最初は,針に糸を通すことからチャレンジ!!
娘は,手をぷるぷる震わせながら,なんとか糸を通すことができました。
慣れない作業からなのか,斜視があるからなのか,時間がかかってしまいました。
次に,玉結びの仕方を教えましたが,娘にとっては難しくすぐにはできそうになかったので,今回は私がすることにしました。
そして,ついに実際に縫うという作業にうつるわけですが,基本的な縫い方である並縫いを教えました。
並縫いは,針を抜かずに何度か針で布をすくって針を引き抜くのを繰り返していく縫い方ですよね。
しかし,最初からこの縫い方は難易度が高いと思われるので,一度針ですくっては針を引き抜くというふうに娘には教えました。
だから,正確に言えば,並縫いではないのですが…。
いらない布にチャコペンで点線を引き,その上を縫う練習をしてもらいました。
娘は,こわごわ針を持ち,一針ずつ進めることができました。
最後は,玉どめの仕方を教えました。
これで,針に糸を通す→玉結び→並縫い→玉どめという一連の縫う動作を教えたことになります。
いよいよ,巾着を作る布での実践です。
実用性も兼ね備えた巾着を手縫いで作るなら,それなりの強度も必要ですよね。
強度のことを考えると,本返し縫いで縫うのが最も適していると思います。
しかし,縫い物をしたことがない娘にとっては,本返し縫いはかなりハードルが高いですよね。
だから,強度も配慮して二本取りで並縫いで縫うことにしました。
チャコペンで線を薄く引き,さらにその上に縫い目の目印になるように点線を書いてもらいました。
私もところどころ縫うのを手伝いつつ,片方の端を仕上げることができました。
玉どめも,私が少し手伝うとできるのですが,一人ではまだできそうにないですね。
縫い目はこちら↓↓
縫い目はガタガタですが,思ったよりきれいに縫えているなというのが私の感想です。
裏返すので縫い目は見えないから,大丈夫大丈夫。
もう片方の端は,手芸クラブで作業をしてもらうことに。
マチの部分と両端の上をコの字に縫う部分は難しいので,私が縫いました。
娘には,ひもを通す部分を縫ってもらうことに。
生地が重なっている分,かたくて針を抜くことに手間取っていました。
両端を縫うのと同じように片側を家で縫って,もう片側を手芸クラブで仕上げてもらいました。
そして,最後の仕上げのひもを通す作業です。
娘は水色が好きなので,水色のひもを選択。
私個人的には,この布だと赤かオレンジのひもを選択するかも。
ひも通しの道具も売っていますが,手元にはないので先が丸いアメピンで代用することに。
私は,ジャージのひもがはずれた際にいつもアメピンを使ってひもを通しているので。
娘にとって,アメピンを先に送るという手の動作のコツがなかなかつかめなくて,だいぶ苦戦しました。
正直それほど苦戦すると思っていなかったので,ひも通しを買えばよかったなと後悔しました。
そんなこんなで,やっとやっと巾着の完成です。
いかがでしょうか?
ぱっと見は,きれいに仕上がっていると思いませんか?
娘にとっても私にとっても満足のいく出来映えだと思います。
デイの体操服入れに使うつもりのようです。
これで, 柴犬グッズを手作りするという娘の目標は達成できました。
しかし,縫うことに神経を使いすぎたのか,しばらく縫いものはしなくていいかなと言う娘でした(^_^;)