こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回は,我が家にあるイソップ物語の本についての記事でしたね。
表紙に載っているお話は,「北風とたいよう」,「金のおのとぎんのおの」,「うそつきなひつじかいの少年」,「うさぎとかめ」です。
どれも有名なお話ですよね。
また,「ありときりぎりす」も有名ですよね。
人生の教訓についても,話の内容から見当がつきやすく,子供にも説明しやすいのではないでしょうか。
ところで,今回は,こちらの本に載っているイソップ物語&教訓で,私が印象に残った2つのお話について紹介していきたいと思います。
(1)「きつねとぶどう」というお話
<あらすじ>
きつねがぶどうを見つけ,まだかたそうだったので三日後に取ることに。
三日後,きつねが取ろうとするも,思ったより高いところにぶらさがっており,背伸びをしたりとびあがっても届きません。
きつねは,「あのぶどうはすっぱそうだ。あんなものを食べたら口がひん曲がってしまうところだった。」と言いながら帰っていきました。
<教訓>
自分の力不足を人のせいやもののせいなど何かのせいにしてあきらめるのは良くない。
負け惜しみは何の役にも立たない。
実は,私は以前よりこのお話を知っていました。
というのも,私が小学2年生の時に,授業で習った記憶があるからです。
道徳の授業だったのかなあ…(?_?)
私は,「きつねとぶどう」というタイトルではなく,「すっぱいぶどう」というタイトルで習ったような気がします。
私は,このお話に出てくるきつねみたいな考えをすることがあります。
自分ができないことを何かのせいにしてしまい,自分が悪くないんだと言い聞かせるという行動をとってしまうことが多々あります。
ほんとに負け惜しみですよね。
でも,そういったふうに考えると楽だから,ついついそうしてしまう…。反省するばかりです。
そして娘もまた,負け惜しみの連続です。
たとえば,家にある鉄棒で逆上がりができないとします。
「家の鉄棒が悪いんだ。壊れてる。私は悪くない。」と言う娘。
逆上がりをできない自分を認めたくないのでしょうね。
その気持ち,私はものすごくよく分かります。
でも,何かのせいにせず,自分の力不足を素直に認めることが大事ですよね。
(2)「かにの親子」というお話
<あらすじ>
子がにの歩き方を見て,お母さんがには「どうしてそんな歩き方をするの?まっすぐ歩きなさい。横に歩くなんてやめなさい。」と注意しました。
「まっすぐ歩くなんてできないよ。お母さんがまっすぐ歩いてみせてよ。」と言う子がに。
お母さんがにだって,まっすぐ歩くことができません。
<教訓>
教える時は,お手本をやってみせること。
自分にできないことを教えるのは難しい。
娘には,散々「もっとちゃんとしなさい。こうしなさい。それではダメ。」と言っている私。
運動に関しては,超運動音痴だった私は娘に偉そうなことは言えないはずなのに(^_^;)
でも,娘には私みたいに運動が苦手で嫌いになってほしくないので,ついつい運動を教えるのに熱が入りすぎてしまいます。
「なんでできないの?こうだよ。こうしないからだよ。」と娘に注意してしまいます。
すると,「ママはできたの?そんなことを言うんだったら,ママがお手本見せてよ。」
と,まさに子がにが言ったようなことを私に言う娘。
そう言われると,反省するばかりです。
私も上手に運動できないから…。
自分にできないことを教える時は,「私も娘と一緒にできるようになるぞ」という気持ちで教えることが大切ですよね。
以上,2つのお話を紹介しました。
それ以外でも,ためになるおもしろいお話がたくさんありました。
私自身,イソップ物語やその教訓に触れ,物事の考え方を見直す良い機会となりました。
皆様も,機会があればぜひイソップ物語を読んでみてはいかがでしょうか(^_-)-☆