こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
ここ最近の話ですが,ある2つのエピソードをパパに話した際に,強い感情が伴う記憶ほど定着しやすいと本で読んだことがあると言っていました。
そこで今回は,記憶に関する2つのエピソードを紹介したいと思います。
<エピソード1~秋の七草の歌~>
「ママー,秋の七草の問題分かったよー。」
とあるテストに秋の七草に関する問題が出て,娘は全問正解したそうです。
教科書に秋の七草が載っていますが,秋の七草を娘が必死で覚えようと暗記したからではありません。
実は,娘が教科書の秋の七草が載っているページを習っていた頃,息子も保育所で秋の七草の歌を習っていて,家でよく歌っていたのです。
娘は,息子が歌っているのを聞いて,いつの間にかその歌を覚えて,よく口ずさむようになりました。
だから,テストの際にも,頭の中にその歌が浮かんできて,問題が解けたようです。
弟が家で楽しそうに秋の七草を歌っていて自分も一緒に歌ったという楽しい思い出が頭に残っていたのですね。
<エピソード2~YouTubeにあった日本地図の都道府県の位置の覚え方~>
私は,日本地図の中でも,特に関東地方の栃木県,群馬県,茨城県の位置がなかなか覚えられませんでした。
関東地方にお住まいの方は,気を悪くされたかもしれません。申し訳ありません。
そういう話を今年の春くらいにパパにしたときにこんな返答がありました。
「この前あっちゃんのユーチューブ大学の都道府県の覚え方をみたけど,ちょうどその3県の覚え方を説明してたよ。」
パパは,中田敦彦のYouTube大学の「日本地図の都道府県 位置の覚え方」を視聴して,その中で説明していた3県の覚え方を,私に教えてくれました。
私はその覚え方を教えてもらった直後は,今は覚えているけれど,時間が経つとすぐ忘れそうだなと思っていて…。
本当にそれでずっと覚えていられるのかな?と半信半疑の気持ちも正直ありました。私は,日頃からそれほどYouTubeを視聴するほうではないからかもしれませんね。
しかし,私は現在でも3県の位置を忘れずに完璧に覚えています。
パパはその時にちょうど視聴したばかりだったので覚えていたようで,現在はその覚え方はすっかり忘れているそうです。
教えた方は忘れているのに,教わった方は覚えているのですよね。ほんと不思議ですよね。
皆様,この2つのエピソードに共通していることは何だと思いますか?
エピソード1では,弟と一緒に歌を歌ったという娘の楽しい気持ち,エピソード2では,本当に覚えられるのかという私の半信半疑の気持ちがありますよね。
そう,何かしらの感情と一緒に記憶しているのですよね。
強い感情を伴った思い出と記憶には,たしかに何か関係がありそうですよね。
私は,感情や思い出と記憶にはどんな関係があるのか,それは子供の勉強方法にどう生かすことができるのかをもっと深く知りたいなと思いました。
そこで,関連した本を読むことにしました。
その本については,次回紹介しようと思います。