こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
娘は,現在算数の授業で「かさ」の単元を学習しています。
この単元では,リットル,デシリットル,ミリリットルのかさの単位を学習します。
私が娘の教科書を見て不思議に感じたのは,リットルの表記についてです。
私が小学2年生のときに習ったリットルの単位は,Lの小文字の筆記体(ℓ)で表記されていたと思います。
このように↓↓
だから,現在でも,私が1リットルと書く際には,1ℓとします。
でも,娘の教科書では,このような表記になっています。
そう,Lの大文字表記なのです。
調べてみると…,
計量単位の中に国際単位系(SI)の単位がある場合には,原則としてこれによること
といった内容が文部科学省の教科書用図書検定基準にあるようです。
国際基準では,単位を表記する場合,その書体は「立体」で表記するように決められているそうです。
リットルは「L(大文字)」でも「l(小文字)」でも構わないようですが,小文字の場合は,数字の1(いち)と見間違えやすいので大文字のLを国際単位系では推奨されているとのこと。
だから,教科書ではリットルの表記に変更があったというわけですね。
平成23年度の教科書から現在の表記に変更になったようですね。
さて,皆様は,日頃「デシリットル」という単位を使用しているのでしょうか?
私は,リットルとミリリットルという単位は使用していますが,
デシリットルという単位は使用していません。
先日,「ママー,1リットルって何デシリットル?」と質問する娘。
私は,1L(リットル)は,何dL(デシリットル)なのか分かりませんでした。
子供の頃に学習したはずなのに,すっかり忘れていました(>_<)
1Lは何dL?
1dLは何mL?
1Lは1000mLであることは知っています。
娘の教科書を見て,私も一緒に学習しました。
1L=10dL
1dL=100mL
1L=1000mL
『教科書ワーク』という問題集には,このように書かれておりました。
1dLの「d(デシ)」は,「10こに分けた1つ分」という意味だそうです。
だから,1dLは,1Lの10分の1というわけですね。
また,1mLの「m(ミリ)」は,「1000こに分けた1つ分」という意味だそうです。
だから,1mLは,1Lの1000分の1というわけですね。
なるほどd( ̄  ̄)
単位の意味を考えていくと,分かりやすいですよね。
算数の「かさ」の単元は,私自身にとっても,非常に勉強になりました。
子供の教科書を見ながら親も一緒に学習する機会も,実は多かったりするのではないでしょうか?