こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
放課後等デイサービスの申請を行うにあたり,私たちの場合は療育手帳を持っていないので医師の診断書が必要となってきます。
先日,娘が心理相談を受けている病院へ医師の診断書の発行を依頼し,後日診断書を受け取りました。
診断書ということは,当然娘の診断名がつくわけですよね💡
というわけで,今回は娘の診断名について紹介しようと思います。
医師からは,「WISCーⅣの知能検査は70~90台の点数です。しかし、視覚機能検査からもわかるように,眼の動きなど視覚機能の点数が圧倒的に低いです。学習障害と判断できるでしょう。」
とのことでした。
娘の診断名は,学習障害(LD)でした。
学習障害は,知能全般(知能指数IQなど)は正常であっても,聞く,話す,読む,書く,計算する,推理するといった6つの能力の1つ以上の修得や使用に障害がある状態を指すそうです。
私は,医師から診断名を聞いたとき,やっぱりそうだったんだと,不思議と受け入れることができました。
就学前は,娘は境界領域で発達がゆっくりであるという認識でいましたが,
入学してからWISCーⅣをはじめ様々な検査を受け,「娘の今の状態はなんなんだろう…。」と,もやもやすることがありました(>_<)
そばで娘の宿題や勉強している様子,また学校の参観日の様子などをみていると,
「うちの娘って,もしかして学習障害なのかなあ…。」と,時折感じることもありました。
実は,入学してから娘は学習障害かもしれないと思っていた私。
学習障害かも⁉
いや,考えすぎか⁉
でも,学習障害の特徴に当てはまる部分が多いし…。
しかし,それを確かめるのも怖かったので,医師や心理相談の先生に自分から聞くきっかけをなかなか作ることができませんでした💦
だから,医師から診断名を告げられ,妙にホッとした私がいます。
「娘は学習障害なんだ…。」と。
もちろん,まったくショックがなかったと言えば嘘になります(>_<)
やはり,進学や就職など娘の将来に対する不安がありますし。
でも,進路についてはまだまだ先のことなので,今は漠然とした不安ですね。
国語と算数のテストの点数でいえば,70点から90点台を取っており,1回だけ100点もあります。
テストの点数だけみれば,果たして学習障害なのか?とクエスチョンマークがつくのかもしれません。
でもでも,テストの点数だけでは娘の状態を推し量れないんです。
私が学習障害かもしれないと思った娘の特性ついて紹介しますね。
- 読むスピードが遅い
- 似たような文字を判読することが苦手
- 拗音,促音,長音を間違って読むことがある
- 文章を読むときに文字や行を飛ばして読むことがある
- 拾い読みになってしまう
- 絵本を読んでもらうのは好きだが,自分で読むことはあまり好きではない
- 一けたのたし算,ひき算の計算でも指を使わないと計算できない
- くりあがりやくりさがりの計算はできるが,それを使った文章問題は苦手
- 感想など自分の思いを書くことが苦手,作文が苦手
- まちがった接続詞を使って文を書く
- 板書をノートに写すのに時間がかかる
- 思いついたまま話し,言いたいことを整理して話すことが苦手
もしかしたら成長するにつれて軽減する項目もあるかもしれません。
娘が学習障害だと診断された今,私は学習障害について深い知識を持ち合わせていません。
だから,学習障害について勉強していこうと思いました。
そこで,本屋さんに行ってみたところ,ADHDや自閉症に関する本は多いけれど,学習障害に関する本は少ないんじゃないかと思いました。
本屋さんにあった『LD(学習障害)のすべてがわかる本』,『LD学習症(学習障害)の本』の2冊を購入しました。
まずは,私自身が学習障害とはなにかを学ぶことからはじめていこうと思います。
学習障害についての知識を当ブログで紹介していけたらと考えています。