こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
言語訓練でもなぞなぞの課題に取り組むことがあります。
これまでも,様々ななぞなぞを紹介してきました。
例えば,下のような問題です。
問題:「ひなまつりの時に飾る人形のことをなんというでしょうか?」→答え:「ひな人形」
3月になればひなまつりがあるので,季節的なものを紹介しました。
このように,そのものを説明した部分が問題となっていますよね。
だから,そのものの名前を答えることができれば正解となります。
でも,私たちが想像しているなぞなぞとは少し違うと感じませんか❓❓
なぞなぞというよりは,クイズに近いような…⁉
そこで,言語訓練の先生は,もう少し難しめのなぞなぞにチャレンジしてみようと,娘に提案していました。
例えば…,
問題:「パンはパンでも,食べられないパンはなに?」→答え:「フライパン」
というような問題です。
これぞ,なぞなぞ‼
定番中の定番のなぞなぞですよね。
上記のなぞなぞを娘はなんと答えたのでしょうか❓
しばらく考えて「フランスパン。」と答えた娘。
なるほど,そうきたか…。
まあ子供だとかたくて食べにくいパンではあるけれど,食べられますよね。
先生:「かたいけど,食べられるよね。食べられないパンは,台所で使うものだよ。」
と言いながら,フライパンで炒めているようなジェスチャーをしていました。
しかし娘は分からなかったようでした。
先生が「フライ…。」まで言いかけると,娘は「フライパン。」と答えていました。
上記のなぞなぞから分かることとして,
「パンはパンでも」という言葉から,「パンが入っている言葉」が答えなんだなということが分かりますよね。
「食べられない」という言葉から,「食べ物ではないもの」なんだなと。
2つを合体させると,「パンがつく言葉で食べ物ではないもの」が答えなんだと推理できますよね。
そして,それはどのようなものなのか考えていくうちに,「フライパン」だという答えに結びつくわけです。
このように,なぞなぞを解くためには,問題から色々読み取って考えていく必要がありますよね。
娘にとっては,やや難易度がアップしているなぞなぞだと思います。
抽象的な表現のなぞなぞや,想像や推理を必要とするようななぞなぞにも,今後チャレンジしていきたいと思います。