こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
娘は,算数の授業でよく分からなかったところがあると,私に話してくれました。
それは,「いくつといくつ」という単元です。
「いくつといくつ」❓❓
って,どんなことするんだっけ(?_?)
いまいちピンとこない方もいらっしゃるかと思います。
「いくつといくつ」は,数の構成を学ぶ単元です。
数の構成は,「いくつといくつ」という数の分解と,「ぜんぶでいくつ」といった数の合成があります。
教科書の単元では10までの数の構成,主に数の分解が載っていますね。
例をあげると,
「いくつといくつ」だと,「10は2と8」
「ぜんぶでいくつ」だと,「2と8で10」
このように,数を様々な方向から捉えるということですね。
数の分解,合成は,娘がこれから勉強する足し算,引き算の基本となります。
だから,「いくつといくつ」は,非常に重要な単元だと思います。
さらに,上記の例で詳しく考えていくと…,
<数の分解「いくつといくつ」>
「10は2と8」だけではないですよね。
全て書き表すと,
- 10は,1と9
- 10は,2と8
- 10は,3と7
- 10は,4と6
- 10は,5と5
- 10は,6と4
- 10は,7と3
- 10は,8と2
- 10は,9と1
となります。
<数の合成「ぜんぶでいくつ」>
こちらも,「2と8で10」だけではないですよね。
- 1と9で10
- 2と8で10
- 3と7で10
- 4と6で10
- 5と5で10
- 6と4で10
- 7と3で10
- 8と2で10
- 9と1で10
となります。
ここで重要なのが,娘は「いくつといくつ」のどこが難しいのか,どこが分からないのか,ということです☝
それによって,家庭での教え方も違ってくるかと思いますし。
これは,あくまでも私の予想ですが…(^_^;)
娘は,「いくつといくつ」という数の分解の意味が,すなわち問題文の問われている意味が,よく分かっていないんじゃないかなと思うときがあります。
「6は,1と5に分かれるよ。」という説明より,「1に5を足すと6になる。」という説明のほうが,娘にとっては分かりやすいんです。
言い換えると,「6は,1となにに分かれるかな?」という質問より,「1になにを足すと6になるかな?」という質問のほうが,娘には答えやすいんです。
なるほどd( ̄  ̄)
問題文の問い方次第で,娘の理解も変わってくるのかもしれませんね。
そうなると,「いくつといくつ」という数の分解の意味の理解は,国語の分野も大きく関係しているように感じました。
「いくつといくつ」という問題は,その言葉の意味をきちんと理解しておかないといけないということか…。
「いくつといくつ」がきちんと理解できるように,実際のものを使用して説明したり,その実際のものと数字を照らし合わせたり,色々工夫しながら娘に教えていこうと思います。
その工夫点については,またの機会にお伝えできればと考えています。