こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
算数では,2けた(または3けた)×2けたの筆算を学習しました。
2けた×1けた,3けた×1けたの筆算の場合,娘は最初はよく分かっていませんでしたが,何度か繰り返して計算するうちにできるようになりました。
しかし,2けた×2けたの筆算の場合,娘のなかで一気に難易度が増したようで,理解するのに苦しんでいました。
それは,かけ算をする順序がなかなか覚えることができなかったのが原因だと思われます。
例えば,32×43を筆算で解こうとすると,このようになりますよね。
①~④の順序でかけ算していき,最後は足していけば答えが出ます。
娘は,この①~④の順序をなかなか覚えることができなかったのです。
しかし,何度も同じような問題を根気よく解いていくことで,計算の順序を覚えることができました。
計算していく順序は合っている,でもまだ計算まちがいがかなり多い娘。
なんでなんだろう(?_?)
娘が計算まちがいした筆算をみていくうちに,計算まちがいの原因が分かりました。
57×39という計算を筆算で解く場合,下のように計算しますよね。
しかし,娘は計算まちがいしてしまうのです。
皆様,下の娘の計算まちがいの例①・②には,ある共通点があるのですが,お気づきでしょうか?
そう,くりあがりの数字を小さくメモしているのですが,書く場所が定まっていないのです。
筆算の問題にメモしていたり…↓↓
筆算の問題や計算過程のところにメモしてたり…↓↓
メモする場所がその都度ばらばらですよね。
だから,この数字のメモは,どこに足せばよいのか混乱した状態になってしまい,計算まちがいするようです。
計算まちがいの例①では,3×5に6をたして計算していますよね。
計算まちがいの例②では,5+7+2と,かけ算のメモもたして計算していますよね。
この計算まちがいの原因の対策は,くりあがりの数字のメモを書く位置をきちんと決めることだと思います。
その具体的な対策については,次回紹介したいと思います。