定規を使って線を引くことが難しい娘。

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

娘は,ふでばこに定規を入れています。

1学期に15cmほどの長さの定規をふでばこのなかに入れるようにと,学校より指定があったので。

娘が毎日学校に持って行っている定規はこちらです↓↓

娘の名前シールを定規の右下に貼ってあるので,ピンクのふせんで伏せています。

 

ところで,皆様,定規を使って線を引く際に,線がずれてしまったという経験はないでしょうか❓❓

私は,日頃それほど難しく感じていないものの,使用する定規によっては,線がずれてしまうこともなきにしもあらずという感じですね(^_^;)

子どもなら,なおさら難しいのかなと感じました。

娘の場合は,線を引きたいところは把握できているのですが,定規をどの位置にあてたら良いのかがよく分かっていないように思います。

文字に重なって斜めに定規をあてたりなど,自分の思ったところに定規をあてることも難しいのかなと

そして,いざ線を引こうとすると,定規がずれてしまい,線が斜めになりガタガタになってしまいます💦

こちらの文献によると…,

片手で定規を押さえ,もう片方の手で線を引くという違う動きをしなければいけないから難しいのだそうです。

定規がすべってしまったり,鉛筆をスムーズに動かせなかったりするとのこと。

定規で線を引くことは,追従性眼球運動,視空間認知,眼と体のチームワークが関係していると思います。

さらに,文献では,コツが書いてありました。

  • コツ1:定規に軽く手を添えて,点と点に合わせる。
  • コツ2:定規をしっかり押さえ,鉛筆を持つ手には力を入れすぎない。
  • コツ3:スタート地点に鉛筆を当て,ゴール地点を見ながら,鉛筆を動かす。

 

 

娘と一緒にコツ1~3を実践してみることに。

まず,こちらの点が2つ書いてある用紙を用意しました。

娘に2つの点を通った線を引いてもらいます。

コツ1はこちら↓↓

この2つの点を通るように線を引くということは,この2つの点に定規を合わせるということですよね。

娘は,片方の点は通っているのに,もう片方は通っていない位置に定規をあてていたので,「定規はこうあてるんだよ。」と言いながら,定規をあてる位置を娘に教えました。

コツ2,3はこちら↓↓

鉛筆に力を入れすぎないことは,大切なポイントですよね☝

私も鉛筆を持つ手に力が入り,とがった芯が少々折れてしまうことが時々ありました(^_^;)

娘が線をひいた状態はこちら↓↓

点と点を通っていますが,まっすぐな線ではないですよね。

娘が線をひいている様子を観察すると,定規はずれていないけれど,定規に沿って線をひいているのではなく,少し定規より上に鉛筆を動かしているようでした。

鉛筆の先を定規から離さずに線をひくように,娘にアドバイスをしました。

2回目のチャレンジ!!

今度は,まっすぐな線をひくことができていますが,右の点を通っていないですね。

線をひく前は,きちんと定規をあてることができていたのに,線をひいている途中で定規がずれてしまったのです。

やはり片手で定規を押さえながら,片手で線をひくという作業が難しいのでしょうね。

ずれないようにしっかり定規を手でおさえなければいけません。

線を左から右にひく場合,鉛筆を動かしながら,定規を押さえている手も位置を右にずらして押さえてはどうかと,娘に教えました。

娘には少し難しいコツかなとも思いますが…。

それから,3回目のチャレンジ!!

点と点を通っていますし,まっすぐな線をひくことができていますよね。

止まりながらゆっくり線をひいていました。

 

このように,娘はだんだんと定規を使って線をひくことが上手になっています。

点つなぎのプリントをフリーハンドで書かずに,定規を使って線をひく練習にも応用できそうですね。

しかし,コツ1に関しては,点と点(始点と終点)がある場合ですよね。

点と点がない場合や,国語の教科書のように縦書きに線をひく場合だってありますし。

そういった場合の線のひき方も娘に教える必要があるかと思います。

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繰り返し繰り返し練習あるのみですね(*^_^*)

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