こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回は,算数の文章問題のかみしばいを作る問題が苦手な娘。(1)を紹介しました。
かみしばいを作る問題とは,このような問題ですね。
そして,答えがこちら↓↓
こちらの問題において,娘はどういうところが苦手なのか,私なりに考えてみました。
まず,絵を見ての状況把握の難しさを挙げることができると思います。
この絵を見て,何を感じ取ることができるのか,何を表している絵なのかを把握する必要がありますよね。
- 女の子が1人いる
- いちごが7こある
- いちごのへたが6こある
という絵を見て得られる情報から,女の子がいちごを6こ食べたことを推理してほしいわけです。
娘は,いちごのへたが6こあるということを把握していましたが,女の子が食べたということまでは結びつかなかったようでした。
女の子の表情からも,いちごを食べておいしかったんだろうなと読み取ってほしかったのですが…。
私の絵が伝わりにくかったのでしょうか(^_^;)笑
それから,かみしばいを作るにあたり,13-6なので「ひきざんのなかま」の言葉を使わないといけませんよね。
ここで,おさらいですが,「ひきざんのなかま」とは,どういうことでしょうか⁉
<ひきざんのなかま>
-
「のこりは」
-
「ちがいは」
-
「へると」
-
「いくつおおい」
-
「いくつすくない」
-
「あといくつで」
文章問題のなかで上記のようなひき算のキーワードが入っていると,ひき算をするということです。
言葉のニュアンスが少し違ったり,その他にも「ひきざんのなかま」の言葉があったりするかと思います。
私が「ひきざんのなかま」の言葉を使って書くように教えると,娘は「ちがいはなんこですか。」と答えました。
たしかに,「ちがいは」は「ひきざんのなかま」ですが,こちらの問題では使用しません。
こちらの問題では,残っているいちごの数を求める問題文にしたいので,「のこりは」という言葉が適切ですよね。
そう,言葉の選択が間違っているのです。
娘は,「ひきざんのなかま」の言葉を理解しており,文章問題でもそのキーワードを見つけ出し,解くことができています。
しかし,適切なキーワードを使って問題文を作ることが苦手なのです(>_<)
やはり,文を書く,作文を書くことが苦手ということにつながっているのでしょうね。
ちなみに,以前に「たしざんのなかま」の言葉も紹介しました。
<たしざんのなかま>
-
「みんなで」
-
「あわせて」
-
「ぜんぶで」
-
「ふえると」
-
「やってくると」
文章問題のなかで上記のようなたし算のキーワードが入っていると,たし算をするということです。
だから,たし算のかみしばいを作る際は,こちらのキーワードを使って書かなければいけないということですね。
このように,娘が算数のかみしばいを作る問題が苦手なのは,算数だけの領域ではないのかなと思います。
- 絵を見て文章には書いていないことを推測する,想像することが苦手(直接示されていないことを推測することが苦手)
- 単語の選択が間違えたり,文法的に誤った使い方をしたりして,文を作ることが苦手
こういった娘の特性があるからではないでしょうか。
以上,私なりに娘の特性を考えてみました。