こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回は,ままごとを通して成長している娘(1)をお話しました。
今回は,エピソード3&4についてお話しますね。
<エピソード3>
ままごとをしながら…
娘:「自分で用意してくださいね。取りに来てください。ここはホテルです。レストランはエレベーターの1階にあります。」
このとき先生は設定はバイキングなのかなと思ったそうです。
先生:「メニューは何ですか?」
娘:「メニューは決めて。」
ママ:「これってもしかしてお子様ランチかな?」
娘:「そう。先生のごはんはお子様ランチです。」
あーやっぱり,この前旅行で食べたホテルのバイキングを娘なりに再現しているんでしょうね。
そして,ママの分のごはんも作り…
ママ:「メニューは何ですか?」
娘:「決めて。」
(最近作ったメニューでいうと…)
ママ:「ケチャップ炒めかな?」
娘:「うん,そう。」
最近食べたものなど記憶に新しいものや,思い出として残っている料理を娘なりに,ままごとで再現しているように思います。
娘のなかでメニューの答えがありますが,そのメニューの名前が分からないので答えることができないんじゃないか?先生やママから答えを導きだしてほしいのではないか?と先生は話されていました。
<エピソード4>
娘:「○○(娘の名前)と先生は,コックさん。ママと弟の○○(弟の名前)はお客さん。」
(先生もコックさんでいいのか…。)
これまでは,コックさん役は娘だけということは譲れなかったのですが,先生も一緒にコックさん役ということは,物事の柔軟性が出てきたという証拠のように思います。
先生:「コックさん。先生は何をすればよいですか?」
娘:「野菜を切ってください。」
先生に切ってほしい野菜を渡していました。切ってくれた野菜をフライパンで炒めてお皿にうつしてできあがり。
先生:「このメニューは何ですか?」
娘:「今考えてますから,ちょっと待っててください。うーん,どっちにしようかな。」
しばし悩んでいる娘…。
娘:「決めた。メニューは食べ放題。」
娘:「この前食べ放題のパン食べたから。これは食べ放題の野菜。」
(なるほどd( ̄  ̄)この前家族で食べたパン食べ放題のお店を再現しているのね。)
食べ放題というと,正確にはメニューとしては成立してませんが,娘が初めて自分で考えて出したメニューになっています。
そこは褒めてあげるところなのかなと思います(*^_^*)
最後にデザートとともに,ママにコーヒーを出してくれた娘…。
娘:「赤ちゃんがいるので熱いものは気をつけてくださいね。」
ママ:「気をつけます。おいしかったです。ごちそうさまでした。」
ママ:「お金はいくらですか?」
娘:「500円になります。」
私が,500円を娘に手渡すジェスチャーをすると…
娘:「おつりは500円です。かえします。」
ママ:「おつりはいらないですよ。ちょうどですから。」
娘:「そうですか。帰ってくださいね。ありがとうございます。」
先生:「コックさん,最後は後片付けしなくちゃいけないね。」
娘:「はいはい,後片付けね。」
ままごとセットを片付けていました。
いかがでしょうか❓❓
こうしてみると,ままごとを通して娘の成長の様子がうかがえませんかー。
エピソード4なんて,先生の誘導,手助けがあったものの,お店屋さんごっことして成立しているように思います。
そして,言葉のボキャブラリーが増えたように感じています。
訓練でのままごとにおいて娘は色々学んでいることがあるのだと思います。これからも,ままごとをしながら様々な角度からものをみて,様々なことを吸収していってほしいなと思います。