こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
担任の先生との個人懇談で,本を読む練習をしてはどうか?というアドバイスをいただきました。
私は,先生のおっしゃる「本を読む」ということは,黙読という意味だと捉えました。
黙読とは,文字通り,声に出さずに読むことですよね。
「心のなかで読む」というふうに言い換えることもできるかと思います。
黙読について娘とこんな会話をしました。
ママ:「声に出さずに心のなかで読むっていう本の読み方もあるよね。」
娘:「知ってる。テストの問題もそうだよ。心のなかで読んでる。」
ママ:「テストもそうだね。ママやパパは,本を読む時にどうやってしてるかな?」
娘:「音読していない。心のなかで読んでるんじゃないかな。」
ママ:「その通り。じゃあ,○○(娘の名前)は,心のなかで本を読むのってどうかな?」
娘:「ちょっとなら大丈夫だけど,長いのは疲れるかな。」
娘曰く,短い話であれば黙読できると。
でも,本当に娘は少しの話であれば,黙読できるのだろうか?
黙読して,話の内容を理解できているのだろうか?
しかし,黙読できているのか,どうやって確かめたらいいのだろうか?
私は,色々疑問に思いました。
上記の旨を,言語訓練の先生に相談してみました。
すると,まずは,短めの絵本(赤ちゃん絵本など)を黙読してもらう練習から始めたらどうか?とのアドバイスをいただきました。
黙読できているのかチェックする方法を教えていただきました。
1,絵と文字がある1ページを娘に黙読してもらう。
2,黙読が終わると,本を閉じる。
3,そのページの内容でママがいくつか質問して,娘に答えてもらう。
なるほどd( ̄  ̄)
娘がママの質問に正しく答えることができれば,黙読できていると判断できるわけですね。
この方法だと,文章問題の問題文を自分で読んで紙に書くという行為がないので,娘自身もそれほど負担にならないだろうとのことです。
娘の状態に合わせてハードルを少し下げた練習ですね。
練習を繰り返していくと,慣れてきて短い文章ならスラスラ読めるだろうと。
そして,話の内容が黙読で分かってくると,本を読むのが楽しみになってきて,自分から本を読むようになるだろうとも,おっしゃっていました。
そうなれば,親としては嬉しい限りです。
先生は,訓練のなかで,短い絵本を持ってきて,1ページだけ娘に黙読してもらい,いくつか質問しておりました。
それを何度か繰り返しました。
娘は間違った答えの時もありましたが,まずまず理解できていたように感じました。
先生もこれくらいの短さの本なら,娘はきっと黙読できるだろうと。
さらに,先生は音読も大事だともおっしゃっていました。
短めの文章であれば,内容を理解しながら音読することも可能だと。
ただ,音読をしながらの文章理解は,いくつかの作業を同時に処理しているそうです。
娘は,もともと,同時にたくさんのことを処理するのは苦手だから,音読をしながらの文章理解は娘には難しいかもしれないそうです。
だから,黙読での文章理解の練習をしたほうがよいとのことです。
音読と黙読は,それぞれ違った処理で行うので,同時に練習するのではなく,別々に捉えて練習するべきだと。
先生に教えていただいた方法で,娘が黙読できているかチェックしていきたいと思います。