「ことばあつめ」の宿題をしています。

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

娘の小学校では,時折「ことばあつめ」の宿題が出たりします。

ことばあつめ?

「○のつく言葉をあつめてみよう」という課題のことです。

○に入る言葉は,ひらがな1文字です。

例えば,「あ」のつく言葉をあつめてみようという課題です。

あめ,あるく,あつい,あり,あき,あそぶ,あやしい,あんしん…。

などなど,たくさんの言葉がありますよね。

単に,「あ」のつく言葉を書き並べるのではなく,ものの名前をあらわす言葉,動きをあらわす言葉,様子をあらわす言葉の3つの視点から言葉をあつめるのです。

上記の例で分類すると,

ものの名前:あめ,あき,あり

動きをあらわす:あるく,あそぶ

様子をあらわす:あつい,あんしん,あやしい

になるかと思います。

 

最初にこのことばあつめの宿題が出た時に,「子どもたちに言葉をもっと多く使って発表してほしい。言葉を多く知ってもらいたい。」と先生が言っていたと,娘から聞きました。

なるほどd( ̄  ̄)

子どもたちにもっと語彙数を増やしてほしいというわけですね。

娘と一緒に考えて言葉をあつめるので,時間と労力が正直かかる宿題ではあるのですが,

私,個人的にこの宿題には大賛成なのです。

就学前より娘の語彙力のなさを指摘されておりました。

私は,娘の語彙力を増やすために,何ができるだろうとずっと考えていました。

そこで,娘と一緒に「あ」から順番に言葉を書き出してみてはどうか?ということを思いつきました。

言語訓練でしていた「しゃ」のつく言葉あつめをしていたみたいに。

しかし,日々の宿題に追われてなかなか時間が取れずに,できませんでした。

そんな時,宿題に「ことばあつめ」があったので,私は嬉しく思いました。

 

でも,いざ,「ことばあつめ」をしてみると,大人の私でも,なかなか言葉が思い浮かんできません。

浮かんでくるのは,ものの名前ばかり…(^_^;)

私自身,日頃多くの言葉を使用して話していないことがよく分かりました。

娘に偉そうなことは言えませんね。

だから,娘に辞典を使ってみることを提案してみました。

すると,先生も辞典を見ながら言葉を探してもいいと言っていたとのことでした。

娘の国語辞典はこちらの2冊となっています。

この2冊は,以前ブログのなかで紹介しました。

娘は,国語辞典の単語が五十音順に並んでいることを理解できています。

「た」のつく言葉を探したい時に,自分で「た」の項目のページを開けることができるようになりました。

「た」の中から自分が意味を調べたい単語を見つけ出すことは難しいのですが…。

例えば,たくさん並んでいる「た」の単語のなかから,「たくさん」という単語を見つけ出すという作業は,なかなかできないようです。

でも,「た」のページのなかから,色々な言葉を見つけていくという作業は,娘にとって楽しいようです。

「ものの名前ばっかり見つけてしまう。」

「様子をあらわす言葉,ないかなあ。」

「動きをあらわす言葉が少ないかも。ママ,この言葉って動きかな?」

娘なりに色々考えて,言葉を選んでいるのだと感じました。

言葉をあつめるのはもちろん,辞典を引くという練習にもつながりますよね。

そして,娘の姿から「ことばあつめ」の宿題が好きだということ,辞典を見るのが楽しいということが伝わってきました。

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「ことばあつめ」の宿題を嫌がらずに楽しくしている娘の姿をほほえましく思う今日この頃です。

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