こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
以前に,言語訓練でなぞなぞをしているということを伝えました。
>>詳しくは,言語訓練でなぞなぞをしています。~前編~をどうぞ。
>>詳しくは,言語訓練でなぞなぞをしています。~後編~をどうぞ。
>>詳しくは,言語訓練でなぞなぞをしています。(3)をどうぞ。
>>詳しくは,言語訓練でなぞなぞをしています。(4)をどうぞ。
これまで合わせて23問のなぞなぞを紹介してきました。
今回は,その第5弾として,新たに4問(Q24~Q27)紹介します。
Q24:「人や物を乗せて水の上を進むものをなんというでしょうか?」→A24:「船」
娘は,なにかなと考えるようなポーズをしていました。
先生:「車かな。」
娘:「ちがう。」
先生:「じゃあ,飛行機かな。」
娘:「飛ぶものだから,ちがうかな。」
先生:「船かな。」と小さな声でつぶやくように言うと…
娘:「船は,海を進むけど。」
先生:「でも,海っていうことは水だよね。」
娘:「そうだ,わかった。船。」⛴
そう,娘のなかで船は海を進むもの‼
だから,水を進むという表現では,答えがピンとこなかったのでしょう。
先生が答えを娘から答えられるように導き出してくれていました。
それで,ようやく答えが分かった様子の娘でした。
Q25:「冷凍庫に入っている水を凍らせたものをなんというでしょうか?」→A25:「氷」
娘:「なにかな。うーん,考えてる。」
先生:「冷凍庫に入っている四角の冷たいものってなにかな。」
娘:「氷かな。」
先生:「カードを裏返してみて。」
カードの裏面は,答えがイラスト入りで書いてあります。
まゆ:「やった。氷で正解だった。」
こちらも先生が答えを導き出してくれました。
氷から連想されるキーワードとしては,「冷凍庫」,「冷たい」,「水を凍らせたもの」,「四角」などがありますよね。
そのキーワードを頭のなかで組み立てて答えを考えたのでしょうね。
Q26:「にわとりのひなのことをなんというでしょうか?」→A26:「ひよこ」
娘:「ひな?わからない。んー,にわとりかな。」
先生:「ひなは赤ちゃんのことです。鳥の赤ちゃんをひなって言います。」
娘:「ひよこ。」🐤
先生:「正解です。」
鳥の赤ちゃんのことを「ひな」と言いますよね。
難しい表現だなと思います。
「にわとりの赤ちゃんをなんというでしょうか?」というなぞなぞであれば,娘はすぐに答えることができたかもしれません。
「ひなは鳥の赤ちゃん」という先生からのヒントがあったので,娘は答えることができました。
Q27:「砂漠にいるこぶが2つある動物はなんでしょうか?」→A27:「らくだ」
娘:「わからない。」
娘:「砂漠ってなに?」
先生:「暑くて砂がずっと一面にある場所を言うんだよ。」
娘:「公園の砂場みたい。」
先生が答えの面のらくだのイラストを見せると…
娘:「わかった。らくだ。」🐫
今回のなぞなぞのなかでは,「水の上を進む」,「水を凍らせた」,「ひな」,「砂漠」といった言葉は難しいかと思います。
先生は,そういった難しい言い回しをしたなぞなぞにすることによって理解やボキャブラリーを増やすことにつながるんだとおっしゃっていました。
今回のなぞなぞで見えてきたことは,娘は娘なりに答えを考えているということです。
以前なら,答えが分からないとすぐに考えるのをやめてしまっていたのに…。
そこは,娘の成長したところなのかなと(*^_^*)
今後も随時なぞなぞについて紹介していきたいと考えています。
ぜひ皆様もお子様と一緒になぞなぞを楽しんでみてくださいね(^_-)-☆