算数の足し算・引き算の文章問題が苦手な娘への対策

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

娘は,算数の文章問題が少し苦手です。

現在の算数の文章問題というと,足し算,引き算になりますよね。

足し算,引き算の文章問題であれば,「たしざんのなかま」「ひきざんのなかま」の言葉を見つけ,問題を解いていくことも1つの方法であると,以前当ブログで紹介しました。

おさらいすると,

<たしざんのなかま>

  1. 「みんなで」

  2. 「あわせて」

  3. 「ぜんぶで」

  4. 「ふえると」

  5. 「やってくると」

 

<ひきざんのなかま>

  1. 「のこりは」

  2. 「ちがいは」

  3. 「へると」

  4. 「いくつおおい」

  5. 「いくつすくない」

  6. 「あといくつで」

でしたね。

 

では,上記の言葉を理解したうえで,もう一歩すすんで考えてみましょう☝

算数の問題文に上記のような言葉が入っていたとします。

文章問題を解く時に,分かりやすくするためには,どうすればよいのでしょうか❓❓

そこで,言語訓練の先生からのアドバイスがあります。

「文章問題の問われているところや大事なところ,数字に線を引いたりして対応してみてはどうでしょうか?」

なるほどd( ̄  ̄)

たしかに線を引くことで,その箇所が強調される分,目につきやすいですよね。

念のため,学校の先生にも確認してみました。

宿題のプリントはもちろん,テストの時でも,そのように線を引いて問題を解いてもいいのかどうか⁉

先生からの了承があり,安心いたしました。

線を引くのではなく,丸で囲むのでもいいかなと思ったのですが,きれいに丸で囲まないと数字や文字が線で見えなくなる恐れもあるのかなと思ったり…。

特に,娘はそうなりそうなので(^_^;)

だから,問題の大事なところや数字は,線で引くように娘に教えました。

 

例を挙げて説明していきましょう。

<例題>

もんだいを よんで しきをつくり,こたえましょう。

もんだい:「りんごが 3こ,みかんが 4こ あります。あわせて なんこに なりますか?」

この問題文の場合,どこに線を引くと良いのでしょうか❓❓

まず,数字である「3こ」,「4こ」に線を引きますね。

それから,「たしざんのなかま」である「あわせてなんこ」にも線を引きます。

そして,しきをつくって答えを出さないといけないので「しきをつくり」にも線を引くことにします。

実際に線を引くと,このようになります。

分かりやすいように赤線で示しましたが,娘の場合は鉛筆で線を引くようになります。

線を引いた部分が,この文章問題の問われている部分ということになりますよね。

ちなみに,答えはこのようになりますね。

 

では,実際に娘と一緒にチャレンジしてみましょう‼

用紙に手書きで文章問題を書いてみました✏

<例題>

もんだいを よんで しきをつくり,こたえましょう。

もんだい:「りんごが 7こ,みかんが 4こ あります。 りんごは みかんより なんこ おおいですか?」

まず,数字を見つけて,線を引きます。

「7こ」と「4こ」ですね。

それから,「たしざんのなかま」や「ひきざんのなかま」の言葉を見つけます。

この場合は,「ひきざんのなかま」である「なんこ おおい」になりますね。

「しきをつくり」のところにも引きます。

線を引いた状態はこちら↓↓

娘に線を引いてどうだったか,たずねてみました。

「なんか分かりやすいかも。なんこおおいは,引き算だね。」とのことでした。

こちらの問題を娘に解いてもらいました。

正解です🙆

娘より花丸100点にしてほしいとのリクエストがありました。

「わーい,やったあ。」と,とっても嬉しそうな娘でした(*^_^*)

 

はたして,娘は自分で線を引いて問題に答えることができるのでしょうか⁉

先日,算数のテスト用紙を持って帰ってきたのですが,文章問題の「みんなでなんにん」のところに線を引き,正解していました👏

自分一人で線を引くことができたんだね‼

しかし,私は,問題文に毎回線を引くことができなくてもいいと思うんです。

定着するのは,時間かかりそうですし。

娘には,問題文をよく読み,線を引く作業を繰り返し繰り返し行ってもらおうと思います。

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線を引くという行為が,問題文をよく読み,大事な箇所を考えるという意識づけにつながっていくのではないでしょうか。

算数の足し算・引き算の文章問題が苦手な娘への対策」への2件のフィードバック

  1. 偶然ブログを拝見しました。私は、小児科医で発達がゆっくりな子どもや文章題が苦手、あるいは読み書きが苦手というような子ども向けの教材を、小学館から出しています。上手に教えていらっしゃると思いました。夏休みに、よかったら私の教材の「小児科医がつくったゆっくりさんすうプリント10までのかず」のえでとく文章題を、選択肢にご覧になってみてください。ちょうどお子さんのような方々を対象に作ったものです。状況をイメージしやすく、たし算かひき算かを考えながら、確実な数の操作ができるように、ゆっくり進みます。一部だけでもお役に立てるかもしれません。ネットでは、「小学館 武田洋子」で、こくごも含め4冊見つかると思います。

  2. はじめまして,
    コメントありがとうございます。
    また,当ブログをご覧いただき,ありがとうございます。

    先生のおっしゃる通り,私の娘は,文章題や読み書きが苦手です。
    先生の教材の『小児科医がつくったゆっくりさんすうプリント10までのかず』を検討させていただきますね。
    ご紹介していただき,ありがとうございました。

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