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こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
娘は2015年12月にK-ABCという発達検査を受けました。
その検査結果を聞いた際に,私は「同時処理」と「継次処理」という言葉を初めて知りました。
どちらも情報処理過程のことです。
「同時処理」
- 情報を全体として捉える。
- 全体から部分的へと理解していく。
- 部分同士を関連づけるという関連性をふまえた考え方。
- 視覚的・運動的手がかりの重視。
- 空間的・統合的に捉える。
「継次処理」
- 情報を段階的に捉える。
- 部分から全体へと理解していく。
- 時間の流れに沿って時系列で順番に理解していくという順序性をふまえた考え方。
- 聴覚的・言語的手がかりの重視。
- 時間的・分析的に捉える。
うーん,なんだか難しいですよね(^_^;)
先生の説明を聞き,私なりの解釈でいうと…
「同時処理」とは,全体像を目で見て理解する
「継次処理」とは,順番に順序立てて理解する
ということですかね。
再びK-ABCに話は戻りますが…。
総合尺度として,継次処理尺度,同時処理尺度,認知処理過程尺度,習得度尺度からアセスメントしています。
継次処理尺度と同時処理尺度をあわせたものが,認知処理過程尺度のようです。
習得度とは,基本的な数の概念,計算能力,考える力,言葉の知識,ものや文章の読みの力をあらわしています。
娘は,同時処理が71,継次処理が78と平均して70台でした。
両者の有意差はないとのことでした。
私は,どちらのタイプで理解することが多いんだろう…(?_?)
細かいところにこだわって全体像がみえにくいことがあるので,「継次処理」が得意なのかもしれません。
あと,順序立てて理解していくことが多いので。
このように,「同時処理」と「継次処理」で日々情報を処理していることが分かりました。
娘のことを把握するという目的だけではなく,私自身も非常に勉強になりました。
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皆様も,一度「同時処理」と「継次処理」について自分に当てはめて考えられてはいかがでしょうか(^_-)-☆
こんにちは、ゆっくりっこママさん。
まずは医療機関を受診しようと市内の小児科をいくつかあたるも、新規受付はしていないというところばかりで途方に暮れています。
先日小児科医の本田真美さんの著書を読んで、認知特性について知りました。
その中で、同時処理と継時処理についても書かれていました。
私は継時、息子は同時、認知特性も私は言語優位、息子は視覚優位と対照的でした。
私がやってきた学習方法が息子には合っていなかったことに気付くことができました。
親子でタイプが違うとなると、色々な方向からのアプローチが必要ですね。
そのためには、もっと子供を観察する必要があり、以前より子どもに向き合えるようになった気がします。
ゆっくりっこママさんは、娘さんを本当によく見ているなぁと感心します。
私も見習いたいと思います。
りんごさん,こんばんは。
お返事が遅くなってしまい,申し訳ありません。
コメントありがとうございます。
りんごさんの様々な本を読んでお子さんの特性を知ろうとしている姿勢は,こちらこそ頭が下がる思いでいっぱいです。
りんごさん親子と私たち親子の認知特性は,似ていると思います。
たしかに,親子で認知特性が異なっている場合は,自分がしてきた学習方法が子供にとって効果的でないことも多いですよね。私自身も,娘の認知特性を活かした学習方法で教えても,娘に合っていないと感じる場面も多々あります。子供が理解しやすいように教えることは本当に難しいですよね…。
今後も,学習方法など色々と情報交換できればと思います。