こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
私は,子供のときによくスーパーボールで遊んでいました。
家のなかで弾ませて,どこかになくしてしまい,母親に怒られた記憶があります(笑)。
3歳の息子もお気に入りで,よく遊んでいます。
私は,思いっきりスーパーボールを弾ませる息子の姿にハラハラしています。
どこかになくさないだろうか,電灯に当たらないだろうかと。
スーパーボールって,弾ませる以外何か遊ぶ方法ないのかなあ…。
そう思った時に,以前視覚支援学校の先生による視覚検査をした際に,家庭でできるビジョントレーニングについてアドバイスをいただいたことを思い出しました。
その際に,スーパーボールを使用したビジョントレーニングも行いました。
ここ最近でスーパーボールの数が増え,ちょうどトレーニングできるなと思いました。
早速,実践してみることにp(^^)q
用意するものは,スーパーボール,机,容器です。
スーパーボールは,100円ショップにも販売されているので,比較的用意しやすいですよね。
机は,普段使用している食卓でも,学習机でも,折りたたみ机でも,何でも大丈夫です。
容器は,割れやすいびんではなく,プラスチック製のものや缶が望ましいかと。
わざわざ購入しなくても,家にある空いた容器を使用すればいいと思います。
プリンやゼリーの空き容器,お菓子が入っていた空き缶の容器,タッパーなどなど。
私が使用した容器も,お菓子が入っていた空き容器といらなくなった保存容器です。
では,こちらのもので,いったいどのようなビジョントレーニングができるのでしょうか。
それは,「スーパーボールでコロコロキャッチ」というゲームです。
こちらのビジョントレーニングの本にも載っていました。
大人がスーパーボールを机の端から転がし,反対側にいる子供が転がるスーパーボールを容器でキャッチするというゲームです。
ルールも簡単でシンプルなゲームですよね。
だから,スーパーボールを転がす側とキャッチする側が机を挟んで対面するように,立ちます。
そして,私が転がし,娘が容器でキャッチします。
では,机の端からスーパーボールを転がしてみます。
最初は,缶の容器からキャッチしてもらいましょう。
缶の容器は,口は丸いですが,中は四角の容器でキャッチしやすいように感じたので。
写真は,娘がキャッチしているところです↓↓
かなりブレている写真ですが…(^_^;)
見事キャッチできていました。
これを何度か繰り返していきます。
慣れてきたら,斜めに転がしたり,転がすスピードを少し速くしてみたり,色々転がし方を工夫してみます。
そして,今度は,丸い容器でキャッチしてもらいましょう。
連続キャッチをしているところです↓↓
ゆっくり転がすとキャッチしやすいようですが,スピードが速くなると,キャッチできないときもありました。
斜めからの転がしにも,きちんと対応できていました。
子供たちは,キャーキャー言いながらこのゲームを楽しんでいる様子でしたが,
「次は僕。」
「えーはやく代わってよー。」
と,誰がスーパーボールをキャッチするのかで,しばらく揉めていました。
しかし,最後には,転がす係とキャッチする係を姉弟で役割を決めて,交代交代で楽しんでいました(*^_^*)
親目線で考えると,遠くまでボールがとんでいく心配もないので,このゲームは大賛成!!(笑)
では,こちらのビジョントレーニングは,どのような機能を鍛えるのに効果的なのでしょうか。
まず,転がるボールを眼で追うという機能は,追従性眼球運動です。
そして,転がるボールの速さや机のどこの位置にあるのかを認識する視空間認知です。
最後に,容器でキャッチするのは,眼と体のチームワークです。
このように考えていくと,日頃私たちが行っている動作やゲームが,ビジョントレーニングにつながっていることがよく分かりますよね。
これからも,ビジョントレーニングを様々な形で継続していきたいと思います。