こんばんは,
発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。
前回は,娘の就学先に通常学級を選択したことをお伝えしました。
特別支援学級が妥当であるとの判定結果ももちろん考慮した上で決断したということは,言うまでもありません。
では,「なぜ私たちが娘の就学先に通常学級を選択したのか!?」,
今回はそのテーマでお伝えしていきますね。
実際のところ,通常学級というこの選択が正しいかなんて現時点では判断できません。
「その子に合った環境で勉強するのが一番良い」
そう頭では分かっているけれど,何を基準に合う,合わないを決めたらいいの⁉
頭のなかでは常にその疑問がグルグル渦巻いています。
そこで,私たちは,娘の気持ちを尊重してみることにしたんです‼
実際に通って学校生活を送るのは娘なので,娘が楽しく小学校に通うことができるのはどちらなんだろうって(?_?)
あくまでも私たち夫婦の判断基準なので,皆様は皆様なりの判断基準があると思います。
そして,お子様一人一人,個性や状態が異なりますし,皆様のなかにも特別支援学級を選択された方もいらっしゃることと思います。
本当に正解なんて存在しませんし…。
だからこそ,私たち親は,判断に迷うんでしょうね…。
では,娘の気持ちを尊重して決断したとは,どういうことなのか詳しく紹介していきたいと思います。
前述しました通り,私たちは,第一に娘の気持ちを尊重いたしました。
娘は,友達と関わることや遊ぶことが大好きなんです❤
そう,娘の良いところは友達が大好きなところだと,親の私たちは考えています。
というのも,「仲の良い友達にこんなこと教えてもらった。今日はこんな遊びをして楽しかった。」などと嬉しそうに保育所の様子を話す娘。
「保育所に行きたくない。」という発言もなく,毎日楽しく保育所に通うことができています。
もしかしたら,友達との関わりのなかで娘自身がうまくコミュニケーションが図れずに困っていることがあるかもしれませんが…。
娘本人が「○○ちゃんや△△ちゃんと一緒に小学校行ってお勉強したい。できるかな。」などと言っていて,1年生になったらお友達と一緒の教室でお勉強できることを楽しみにしています。
また,心理相談の先生も,「小学校はもちろん勉強を学ぶ場所ですが,友達との集団生活,コミュニケーション能力を学ぶところでもあり,友達との関わりもすごく大切なんです。」とおっしゃっていました。
友達と一緒の教室で勉強できることが娘にとって楽しみであれば,希望であれば,それが一番いいのかなと思います。
そして,保育所の先生は,娘は友達の様子をよく観察しているとおっしゃっていました。
授業中に分からないことがあっても,友達や周りをよく観察して友達のしていることを真似したりして,そこから方法を学び,いろいろ吸収していってほしいなあと思っています。
さらに,通常学級を選択した理由として,私自身の体裁,世間体もあるのかなと思います(>_<)
正直申し上げますと,やはり特別支援学級で入学するより,通常学級で入学するほうがよいという,体裁や世間体を気にしている私がいます。
もちろん,娘は境界領域で,就学先の判定結果でも特別支援学級が妥当であるという結果も受け止めています。
しかし,やはり割り切れない気持ちがあるのも正直なところ…。
そのような私と違って,パパはあまり世間体を気にするようなタイプではありません。
訓練を受け始めた当初よりパパは,
「娘にとって特別支援学級で学ぶことが必要であればすすんで特別支援学級を選択する」
という考えでいます。
しかし,友達と一緒の教室で勉強したいという娘の気持ちを尊重して決めたいという意見は,私とパパで一致しています。
よって,友達がたくさんいて刺激も多い通常学級の教室で娘に学ばせてあげようという決断に至ったわけです。
以上,私たちが通常学級を選択した理由です。