娘が気持ちの切り替えをなかなかできなかった場面

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

以前に,作業訓練において長期の目標としては,「気持ちの切り替えができるようになること」だとお伝えしました。

<娘とママの作業訓練の目標>

>>詳しくは,娘とママの作業訓練の目標は,「気持ちの切り替えができるようになること」。をどうぞ。

もちろん,娘は,その目標に向かって訓練に励んでいるわけなんですが…,

そばで訓練の様子を見守っている私は,娘が気持ちの切り替えをなかなかできなかった場面と何度も遭遇しています。

今回は,その場面について紹介していこうと思います。

 

<数ヶ月前の作業訓練中のお話>

私がちょうど風邪をひいてしまったため,訓練中は見学しようと思っていたある日のこと。

見学❓いつも見学しているんじゃないの❓❓

と,疑問に思われるかもしれませんが,作業訓練は娘と先生と一緒に私も訓練内容によっては参加していることが多いんです。

もちろん,同じ部屋にいても座って見学していることもありますし,心理相談を同じ時間に違う部屋で私一人で受けることもありますし,必ずしも娘の訓練中に付き添って一緒に行うとは限らないのですが。

しかし,その日は,私の体調が優れないので,激しい運動以外は,座って訓練の様子を見学しようと考えており,

訓練の部屋に入ってから,娘に今日は見学することを伝えました。

ママ:「今日はママは風邪ひいているから,座って見ているね。一緒に運動できないからね。座ってする訓練なら一緒にできるんだけどね。」

娘:「ママが一緒に遊んでくれないと嫌‼ママ遊んでー‼」

とだだをこねて泣き始めました😢

どうやらママが一緒に運動してくれないのが気に入らない様子の娘。

私は,「いいよ。座ってみててね。」と言ってくれるものとばかり思っていたので,その娘の反応にビックリしました(*゜д゜*)

しまったー,訓練を始める前に家で見学することを娘に伝えておけば良かったーと後悔(>_<)

事前に伝えたからといって,すんなり気持ちの切り替えができたかどうかは分かりませんが,少なくとも心の準備ができたのかなと思いまして。

 

先生:「なにもママと一緒に遊べないとは言っていないよ。激しい運動をしない遊びはママとすることができるよ。」

と声をかけていましたが,娘は納得していないよう。

先生は下記の内容を図に書いてどっちがいいか,娘に説明していました。

  • ママと一緒に鬼ごっこします→ママがゴホゴホと咳をして体調が悪くなります
  • ママが休憩します→ママが体調が良くなって一緒に遊べます

先生:「どっちがいいですか?」

娘が気持ちの切り替えがなかなかできなかった場面

先生:「ママが鬼ごっこして体調悪くなってもいいの?」

娘は,「ううん」と顔を横に振っていました。

先生:「じゃあ,ママが休憩して体調が良くなるほうがいいかな?」

「うん」とうなずいた娘。

ようやく,娘はママが見学することに納得しました。

娘と先生の2人で鬼ごっこを行い,その様子を私は部屋で見学しました。

なるほどd( ̄  ̄)

「こうするとこうなるよ」という物事の成り行きを先生は説明しているんですよね💡

それを図に書いて説明してどちらが良いか娘に考えてもらったというわけか…。

娘はママが一緒に訓練を受けてくれることが当たり前のように思っているんですよね,きっと。

しかし,心理相談が同じ時間にあり,前もってママが訓練中にそばにいないことを知っている時は,ママがいなくても訓練を受けることができます。

だから,その日は心理相談もないのにママと一緒に鬼ごっこなどができないことが,娘のなかでなかなか納得できなかったのでしょうね。

でも,私は,娘の状態をいつまでも気持ちの切り替えができないわけではなく,気持ちの切り替えができるまでに時間がかかったというふうに受け止めています。

 

以上,娘が気持ちの切り替えがなかなかできなかった場面を紹介しました。

そのような場面を振り返ることで,あの時娘はこういう思いがあって,なかなか気持ちの切り替えができなかったんだろうなという娘の気持ちに寄り添うことができました。

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子供の気持ちの切り替えがなかなかできなかったと感じた時,その場面を振り返ってみると新たな気づきがあるのかもしれませんね(*^_^*)

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