「一億までの数」の理解が難しい娘への私なりに考えた支援方法(3)

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

前回は,「一億までの数」の理解が難しい娘への私なりに考えた支援方法(2)という記事を書きました。

支援方法(1)については,こちらをどうぞ。

今回は,その第3弾として,3,「○○○○○は,△△△△を何個あつめた数ですか?」という問題を解くのが難しいという点の支援方法について紹介しようと思います。

 

3,「○○○○○は,△△△△を何個あつめた数ですか?」という問題を解くのが難しいという点の支援方法


例を挙げると,35000は,1000を何こあつめた数ですか?という問題が難しいということですね。

娘は,こういった問題が苦手で,かなりの確率で間違えています…。

私は,最初,「35000÷1000をすると,答えが出てくるんだよ。35000に0を3個とった数が答えになるんだよ。」と説明しました。

しかし,娘は,あまり理解できていないようで(^_^;)

なぜ,1000でわると,0を3個とるのかが理解できていなかったということでしょう。

どう説明しようか考えていたら,教科書では,10倍した数や10でわった数を学習しました。

だから,私は,もう一度わり算を使って教えることにしました。

教科書で習う順序を考えると,学校ではこの問題はこういった方法では教えないと思います。

教科書と違う解き方だとしても,娘がこの方法で理解できるのであれば,それで良いのかなと。

娘には,大きい数で説明する前に,小さい数で説明しました。

ママ:「30は,10を何こあつめた数ですか?っていう問題の答えは何だと思う?」

娘:「30の0を1ことって,答えは3。」

ママ:「正解。じゃあ,どうやって計算したの?」

娘:「30÷10にしたら,0を1ことるから,3になる。」

ママ:「0を1ことるって位がどうなるってこと?」

娘:「位が1つ下がるってことかな。」

ママ:「そうだよ。同じような問題で大きい数になっても,わり算したら,答えが出るんだよ。」

では,娘に教えた方法を紹介します。

①○○○○○÷△△△△というわり算の式をたてる(△△△△のいくつ分が,○○○○○になるかを求めるため)

②○○○○○から△△△△の0の数だけ,0をとった数が答えとなる

 

では,例題で考えてみましょう。

例題:35000は,1000を何こあつめた数ですか?

答え:35こ

分かりやすく図に書いて説明すると…,

図では分かりやすいように色分けしていますが,実際に娘が問題を解くときには,鉛筆で書くようになります。

 

1000は0が3個あるから,0を3個とった数が答えになる。

10000は0が4個あるから,0を4個とった数が答えになる。

このように,法則のように解き方を覚えても良いと思います。

しかし,どうして同じ数だけ0をとった数が答えになるのか,その理由を知っていなければいけないと思います。

今は解くことができても,時間をあけて同じ問題を解いた時に,解き方を忘れている可能性があるからです。

①いくつ分あるかを求めるために,わり算の式にすること,②わり算にすると,答えは,わる数の0の数だけ位が下がるので,わられる数の0を同じ数だけとった数になることを,私は娘に説明しました。

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娘は,私のこの説明でまずまず理解しているようだったので,後は繰り返し問題を解くしかないですよね。

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