「一億までの数」の理解が難しい娘への私なりに考えた支援方法(4)

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

これまで「一億までの数」の理解が難しい娘への私なりに考えた支援方法についての記事を3回書きました。

第1弾は,こちらをどうぞ。

第2弾は,こちらをどうぞ。

第3弾は,こちらをどうぞ。

今回は,その第4弾として,4,「△△△△を□□個あつめた数はいくつですか?」という問題を解くのが難しいという点の支援方法について紹介していきたいと思います。

 

4,「△△△△を□□個あつめた数はいくつですか?」という問題を解くのが難しいという点の支援方法


例を挙げると,1000を35こあつめた数は,いくつですか?という問題が難しいということですね。

娘は,こういった問題をよく間違えます。

私は,最初,「1000の35こ分だから,かけ算にするんだよ。1000×35はひっくり返して計算してもいいから,35×1000になるよ。35に0を3つつけた数が答えだから,35000になるよ。」と説明しました。

娘の反応はいまひとつでした。

なぜ,1000をかけると,0が3つふえるのかが理解できていなかったということでしょう。

その後,教科書では,10倍した数や10でわった数を学習しました。

だから,私は,もう一度かけ算を使って教えることにしました。

教科書で習う順序を考えると,学校ではこの問題はこういった方法では教えないと思います。

3の「○○○○○は,△△△△を何個あつめた数ですか?」という問題と同様に。

娘には,大きい数で説明する前に,小さい数で説明しました。

ママ:「10を3こあつめた数はいくつですか?っていう問題の答えは何だと思う?」

娘:「3に0を1つつけて,答えは30。」

ママ:「正解。じゃあ,どうやって計算したの?」

娘:「10×3のかけ算かな。ひっくりかえして3×10にしたら,3に0を1つつけて30になる。」

ママ:「0を1こつけるって位がどうなるってこと?」

娘:「位が1つ上がるってことかな。」

ママ:「そうだよ。同じような問題で大きい数になっても,かけ算したら,答えが出るんだよ。」

では,娘に教えた方法を紹介します。

①△△△△×□□というかけ算の式をたてる(△△△△の□□こ分がいくつになるのかを求めるため)

②かけ算の式をいれかえ,□□×△△△△にする(そのほうが計算しやすいため)

③△△△△の0の数だけ,□□に0をつけた数が答えになる

 

では,例題で考えてみましょう。

例題:1000を35こあつめた数は,いくつですか?

答え:35000

分かりやすく図に書いて説明すると…,

図では分かりやすいように色分けしていますが,実際に娘が問題を解くときには,鉛筆で書くようになります。

 

100は0が2個あるから,100倍すると,0を2個つけた数が答えになる。

1000は0が3個あるから,100倍すると,0を3個つけた数が答えになる。

このように,法則のように解き方を覚えても良いと思います。

しかし,どうして同じ数だけ0をつけた数が答えになるのか,その理由を知っていなければいけないと思います。

今は解くことができても,時間をあけて同じ問題を解いた時に,解き方を忘れている可能性があるからです。

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娘は,上記の説明でまずまず理解しているようなので,後は繰り返し問題を解くしかないですよね。

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