娘はWAVES(見る力を育てるビジョンアセスメント)という検査を受けました。

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

娘は,夏休みに娘の通う小学校にて視覚支援学校の先生による視覚検査を受けました。

視覚支援学校の先生からの家庭でできるトレーニングのアドバイスについては,ブログ内で紹介しました。

しかし,詳しく検査結果をまとめていないことに今更ながら気がつきました(^_^;)

よって,今回は視覚検査の検査結果を紹介していこうと思います。

 

夏休みに娘が受けた検査は,WAVESという視覚検査でした。

こちらの検査は,小学1年生から6年生までの子どもの視覚関連基礎スキルを評価する検査とのことです。

視覚関連基礎スキルとは,以下の6つのスキルを指すようです。

  • 目と手の協応:目と手を連動させて動かす力
  • 眼球運動:視線を正確にすばやく移動する力
  • 視覚的注意:大事な部分に注目し注意を向ける力
  • 空間知覚・空間認知:位置や空間を捉える力
  • 視覚性記憶:見た情報を記憶する力
  • 図形構成:図形などを見て書き写す力

では,具体的にどのような検査内容だったのでしょうか。

  1. 線なぞり:目と手の協応【運筆の際の視覚と連動した手や指の比較的大きな動きの正確性】
  2. 形なぞり:目と手の協応【運筆の際の視覚と連動した手や指の比較的小さな動きの正確性】
  3. 数字みくらべⅠ,数字みくらべⅡ:視覚的注意と眼球運動【対象に意識を向け,視線を移動させる速度と正確性】
  4. 形あわせ:視知覚速度(分別)【形の違いをすばやく見分ける力】
  5. 形さがし:視知覚速度(図と地)【重なり合った線画の中から認識すべき形をより分けて,形の違いをすばやく見分ける力】
  6. 形づくり:視知覚速度(形態完成)【途切れ途切れの線画の欠けている部分をイメージして,形の違いをすばやく見分ける力】
  7. 形みきわめ:視知覚分析【細かい形の違いをじっくりと見て正確に見分ける力】
  8. 形おぼえ:視知覚記憶【形や空間に関する情報を覚える力】
  9. 形うつし:図形構成【図版を見て書き写す力】

 

検査結果は,

  • 視知覚・目と手の協応総合指数:49
  • 目と手の協応(全般)指数:81
  • 目と手の協応(正確性)指数:55
  • 視知覚指数:58

平均的な力を100としているので,やはり低値であることが分かりますよね。

 

目で見て形をとらえたり,違いを見つけたり,構成要素を分析したり,同じ形を再生したりする部分が苦手であるとのことです。

作業スピードが速い課題もありましたが,正確性に欠けていたようです。

見本を見て同じ図形を書き写す課題では,点線やマス目を利用することが難しく大まかな形になっていたとのこと。

複数の図形を見て記憶し別の用紙の選択肢から選び出す課題では,どのように覚えたらよいのか困っていた様子だったようです。

図形の特徴を見つけ記憶したり,○○みたいな形だと似ているものに例えて記憶したりする,図形を記憶するための方策を持ち合わせていないとも書かれていました。

 

検査結果の用紙を見て,私自身が思う娘の苦手なところが一致している箇所もありました。

また,逆に新たに娘の苦手な箇所が把握できたりしました。

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家庭でできるトレーニング方法も教えていただきましたし,視覚支援学校の先生の巡回相談を依頼して良かったと思います。

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