感覚統合のピラミッド

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

これまでも感覚統合についてお伝えしてきました。

感覚統合について(3)

感覚統合について(4)

>>詳しくは,感覚統合の考え方とは?をどうぞ。

私たちは,基礎感覚(触覚,平衡感覚,固有感覚)と,視覚,聴覚を加えた5つの感覚をバランス良く使いながら,様々な活動をしているそうです。

上記のことを文献では,積み木で作ったピラミッドに例えていました。

私も家にある積み木でピラミッドを作ってみました↓↓

感覚統合のピラミッド(1)

一番下の土台となっているのが,これらの5つの感覚とのことを指しているそうです。

感覚統合のピラミッド(2)

その土台の積み木が1つでも抜けたり,不安定になったりすると,2段目,3段目の積み木の発達まで影響を及ぼすとのこと。

感覚統合のピラミッド(3)

感覚のつまずきである,その不安定な土台部分の積み木をしっかり見直していくことが,感覚統合の考え方ということですね。

基礎となる感覚を統合させることで,より複雑な機能を築きながら,運動や学習の力が積み上がっていきます。

例えば,コミュニケーション能力,学習能力,自己コントロール力,ボディイメージのさらなる発達,空間認知能力,集中力,まとめる力,より複雑な運動機能などが挙げられます。

感覚統合のピラミッド(4)

なるほどd( ̄  ̄)

積み木のピラミッドに例えると,分かりやすいですよね。

 

さらに,文献では,子供の気になる行動,一見すると大人からしたら奇妙な行動も,感覚統合の視点から見ていくと,きちんとした理由があるとのことです。

以前紹介した娘の行動についても同様のことが言えるんですね。

娘の服装のこだわり(2)

>>詳しくは,娘がズボンを履きたがらなかったのは,発達のつまずきによるものだったのかも。をどうぞ。

そこにどんな感覚のつまずきがあるかどうかを考え,そのつまずきに対処できるような方法を見つけることが大切だということが分かりました。

やはり土台となる感覚を育てていくことが大切ということですね💡

 

皆様も,機会があれば,感覚統合について考えてみてはいかがでしょうか(^_-)-☆

 

<参考文献>

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川上康則 『発達の気になる子の学校・家庭で楽しくできる感覚統合あそび』 株式会社ナツメ社,2015年,p18,19,21

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