音読の宿題の家庭でのアレンジ方法

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

以前から申し上げている通り,娘は音読の宿題があまり好きではありません。

毎日苦痛に感じているわけではありませんが…。

娘が通う小学校の1年生では,教科書やドリルの指定の単元の音読2回が音読の宿題になっています。

指定の単元によりページ数が多かったり少なかったりして,その日のよって音読の量にムラがあるように感じます。

だから,音読の量が比較的少なかったりなど読みやすい単元であると,娘はあまり嫌がりません。

逆に,音読の量が多い日には,途中でペースダウンしてやる気をなくしてしまいます(>_<)

要は,音読の量にムラがあるように,娘のやる気にもムラがあるのです。

そして,何度も練習している単元であれば,スピードはゆっくりですが,まずまず読むことができています。

しかし,初めて読む文章だったり,あまり読んだことがない文章だったら,娘のやる気が減ってしまいます。

それに,私自身も宿題と言われると,ほんとにその通り音読を2回しなければいけないという固定概念があって…。

私が真面目すぎるのでしょうか⁉(^_^;)

でも,色々な本を読んだり,心理相談を受けていったりするなかで,読むことが苦手なのは娘の発達の特性であれば、娘の音読の宿題の取り組み方に対してもっと良い方法はないだろうかと考えるようになりました。

そこで,担任の先生に聞いてみました。

音読の宿題の量を少し減らしてもいいのかどうか⁉

音読の宿題を家庭でアレンジしてもいいのかどうか⁉

具体的に言えば,音読2回のところを1回に減らしたり,全て読むのではなく娘の苦手な箇所を部分的に読んだりしてもいいのかどうかです。

音読1回終了後は,また別のものを読む練習をしてみたり…。

別のものというのは,絵本だったり,五十音表だったり,「つ」などの発音の練習だったり…。

娘は,「っ」がつく促音や「きゃ,きゅ,きょ」などの拗音を読むのが苦手なので,そのような言葉の練習も良いのかなと思いました。

もちろん,決まっている宿題の音読2回をできるときはするというのが前提ですが。

以上の私の申し出に対して先生から了承を得ました。

臨機応変に娘の状態に合わせて音読を行ってくださいとのことでした。

それを聞き,私はほっとしました。

 

早速,実践してみることに‼

教科書の音読を1回通しで行い,その後は言語訓練のなかでの発音練習の宿題をしました。

娘は嫌がらずに取り組むことができていました。

それから,娘には以下の選択肢のなかから選んで音読の宿題をしてもらうことにしました。

  1. 決められた通り音読2回(3回)する
  2. 音読1回はすべて読み,2回目は部分的に読む
  3. 音読1回終了後は,絵本や発音の練習,五十音表など好きなものの練習

上記の選択制にしたところ,不思議なことに音読の宿題も集中できることが多くなったように思います。

あれほど嫌だった音読の宿題なのに…。

いくつか選択肢を提示して娘に選択してもらった方法で,音読の宿題をする。

音読の宿題も娘の特性に合わせてほんの少し娘用にアレンジしてみる。

娘の発達の特性に合わせて考えてみるって,こういうことなのかもしれません。

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学習障害と診断された今,ようやく少し分かった気がします。

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