娘は,算数の「ふえたりへったり」のどういうところが難しいのか?

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

前々回は,2年生の算数の「ふえたりへったり」の考え方についてでした。

そして,前回は,算数の「ふえたりへったり」の4つの問題パターンを紹介しました。

 

娘は,その「ふえたりへったり」の単元が苦手です。

もしかしたら,現在学習しているかけ算や九九より苦手かもしれません。

では,娘にとって「ふえたりへったり」の単元のどんなところが難しいのでしょうか?

今回は,娘が難しく感じているところはどこなのかを考えてみたいと思います。

 

前回の例題で考えてみましょう。

教科書では,まず図に書いて数量の変化を知ることから始めています。

このような図になります↓↓

図の左側には,はじめの数を示します。

そこから,右側の矢印→は,へった数を示しています。

左側の矢印←は,ふえた数を示しています。

○の数は,へった数やふえた数の個数です。

ここで,注意点があります。上と下の矢印の中の○は,位置を同じにします。

教科書では,このような図が書いてあって,それから式を考えるようになっています。

 

娘は,前回紹介した4つの問題パターンでいえば,ふえてふえるパターンは,理解できています。

あとの3つのパターンについては,間違えることもしばしばあります。

また,じゅんに考える方法とまとめて考える方法が混ざってしまったりしています。

娘は,最初はこの「ふえたりへったり」の図をなかなか理解することができずに,図で表すこともできませんでした。

上下の○の位置もずれて書いていたので,数量の変化を正確に捉えることができなかったり…。

しかし,現在では,文章を読んでなんとか図で示すことができています。

矢印の向きや○の個数も合っています。

だけど,そこから先がなかなか進まずに式を組み立てることが難しい時があるのです。

へってへる問題パターンの場合,へった個数をたすことはできるけれど,はじめの数にへった個数をたしてみたり…。

ふえてへるパターンやへってふえるパターンの場合,ひき算をして,いくつふえたのか,いくつへったのかが分かるけれど,はじめの数からたすのか,ひくのかが分からなかったり…。

問題文を読んで,それを一人で図に表すことができるのだから,娘は少なくとも文章を読み取ることができていると思います。

つまり,いくつふえたのか,いくつへったのかの数量の変化を問題文から読み取ることができているということです。

だから,式に表すこともできそうなのですが,娘の場合それが難しいのですよね(>_<)

いくつふえたのか,いくつへったのかが分かっても,それをはじめの数からたすのか,ひくのかが分からないから,式に示すことが難しいということだと思います。

はじめの数よりいくつふえた=たし算にする

はじめの数よりいくつへった=ひき算にする

というふうに,娘の頭のなかで両者がなかなか結びつかないのでしょうね。

 

以上,「ふえたりへったり」で娘が難しく感じているところについて私なりに分析してみました。

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その難しく感じているところを娘が理解できるようにサポートしていきたいです。

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