算数の「ふえたりへったり」の4つの問題パターン

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

前回は,2年生の算数の「ふえたりへったり」の考え方についてでしたね。

この「ふえたりへったり」の単元の問題には,4つのパターンがあるように思います。

教科書では,4つのパターンがあるという記載はないのですが,私が教科書を見ていてそのように感じたわけです。

今回は,私なりに分けた4つの問題パターンを紹介しようと思います。

 

<ふえたりへったりの問題の4つのパターン>

以下の4つのパターンに分けてみました。

1,ふえてふえるパターン

2,へってへるパターン

3,ふえてへるパターン

 ①はじめの数からふえるパターン

 ②はじめの数からへるパターン

4,へってふえるパターン

 ①はじめの数からふえるパターン

 ②はじめの数からへるパターン

 

では,この4つのパターンを私が作った問題で考えてみましょう。

1,ふえてふえるパターン


もんだい:色紙を15まいもっています。きのう,6まいもらいました。きょう,4まいもらいました。色紙はぜんぶで何まいになりましたか。

6まいもらったということは,6ふえたということですよね。

そして,4まいもらったということは,4ふえたということですよね。

すなわち,ふえてふえるパターンになります。

じゅんに考えると,

しき:15+6=21  21+4=25  こたえ:25まい

まとめて考えると,

しき:6+4=10  15+10=25  こたえ:25まい

 

2,へってへるパターン


もんだい:公園で37人あそんでいました。そこから,5人かえりました。そのあと,3人かえりました。いま何人あそんでいますか。

5人かえったということは,5へったということですよね。

そして,3人かえったということは,3へったということですよね。

すなわち,へってへるパターンになります。

じゅんに考えると,

しき:37-5=32  32-3=29  こたえ:29人

まとめて考えると,

しき:5+3=8  37-8=29  こたえ:29人

 

3,ふえてへるパターン


ふえてへるパターンには,さらに2つのパターンに分けます。

①はじめの数からふえるパターン

②はじめの数からへるパターン

 

①はじめの数からふえるパターン

もんだい:すずめが18わいました。そこへ,9わとんできました。そのあと,7わとんでいきました。すずめはいま何わいますか。

9わとんできたということは,9ふえたということですよね。

そして,7わとんでいったということは,7へったということですよね。

9ふえて7へったのだから,2ふえたことになります。

すなわち,ふえてへるパターンの①はじめの数からふえるパターンになります。

じゅんに考えると,

しき:18+9=27  27-7=20  こたえ:20わ

まとめて考えると,

しき:9-7=2  18+2=20  こたえ:20わ

 

②はじめの数からへるパターン

もんだい:おはじきを40こもっていました。きのう,おかあさんから4こもらいました。きょう,おとうとに9こあげました。いまおはじきを何こもっていますか。

4こもらったということは,4ふえたということですよね。

そして,9こあげたということは,9へったということですよね。

4ふえて9へったのだから,5へったということになります。

すなわち,ふえてへるパターンの②はじめの数からへるパターンになります。

じゅんに考えると,

しき:40+4=44  44-9=35  こたえ:35こ

まとめて考えると,

しき:9-4=5  40-5=35  こたえ:35こ

 

4,へってふえるパターン


へってふえるパターンには,さらに2つのパターンに分けます。 

①はじめの数からふえるパターン

②はじめの数からへるパターン

 

①はじめの数からふえるパターン

もんだい:きょうしつに子どもが17人います。そこから,5人出ていきました。そして,7人入ってきました。子どもは何人になりましたか。

5人出ていったということは,5へったということですよね。

そして,7人入ってきたということは,7ふえたということですよね。

5へって7ふえたのだから,2ふえたことになります。

すなわち,へってふえるパターンの①はじめの数からふえるパターンになります。

じゅんに考えると,

しき:17-5=12  12+7=19  こたえ:19人

まとめて考えると,

しき:7-5=2  17+2=19  こたえ:19人

 

②はじめの数からへるパターン

もんだい:えんぴつを25本もっていました。おとうとに8本あげて,おねえさんから5本もらいました。えんぴつをいま何本もっていますか。

8本あげたということは,8へったということですよね。

そして,5本もらったということは,5ふえたということですよね。

8へって5ふえたのだから,3へったことになります。

すなわち,へってふえるパターンの②のはじめの数からへるパターンになります。

じゅんに考えると,

しき:25-8=17  17+5=22  こたえ:22本

まとめて考えると,

しき:8-5=3  25-3=22  こたえ:22本

 

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以上,私なりに考えた算数の「ふえたりへったり」の4つの問題パターンを紹介しました。

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