学習発表会で音読げきをした娘。

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

先日,娘の小学校で参観日がありました。

3学期ということもあり,参観日の内容は学習発表会でした。

項目毎にそれぞれ学習の成果を発表していきます。

鍵盤ハーモニカの演奏,なわとび,九九のきまり,詩の発表,音読げきなどたくさんの項目があるなかで,娘が選んだものは,音読げきでした。

なぜ,娘は音読げきを選んだのでしょう?

娘にたずねてみました。

ママ:「どうして音読げきを選んだの?」

娘:「なわとびは,二重跳びができないし。鍵盤ハーモニカはそんなに上手じゃないし。音読げきなら私でもできそうかなと思って。」

なるほどd( ̄  ̄)

娘なりに自分のできることを消去法で考えたわけね。

音読げき担当の4人で話し合い,タイトルは教科書にある「お手紙」に決まったとのことです。

かえるくん,がまがえるくんのやりとりのお話ですよね。

かえるくん役,がまがえるくん役,かたつむりくん役+ナレーション①,ナレーション②の4つの役に分かれて,音読げきをするようです。

娘は,かえるくん役に決定しました。

それから,参観日に向けて自宅での練習が始まりました。

かえるくん役,がまがえるくん役,かたつむりくん役は台詞を覚えないといけません。

私が,かえるくんの台詞以外を引き受け,娘には,自分のパートのかえるくんの台詞を練習してもらいました。

時折,台詞がとんでしまったり,ナレーションを言う前に台詞を言ってしまったりしていましたが,練習を重ねるうちに暗記できていました。

しかも,最終的には,ナレーション部分も暗記しており,「お手紙」の最初から最後まで暗唱できるほどでした。

なんでも,本番の時に他の3人が台詞を忘れた時に,こっそり台詞を教えてあげられるようにしたいんだとか。

自宅練習中に娘に対して改めて思ったことがあるのです。

それは,かえるくんの気持ちになって,気持ちを込めて台詞を言うのが上手であること。

決して棒読みではないのです。

娘は,日頃からややオーバーリアクション気味なところもあるので,気持ちを込めて読むことが得意なのも,うなずけます。

 

さて,参観日当日になり,私は家での練習の成果がきちんと出たらいいなと,娘の出番を心待ちにしていました。

娘は,声がうわずったり,若干早口になったりしたところもありましたが,練習通りにかえるくんになりきっていました。

気持ちを込めて台詞を言うことができていました。

「かえるくんはまどからのぞきました。」というナレーションに合わせて,窓からのぞく際に頭に手を当ててキョロキョロしているジェスチャーをしていました。

このジェスチャーは娘が考えたそうです。

こうやったほうが,かえるくんが窓からのぞいてかたつむりくんを待っている様子がみんなに分かるんじゃないかと思ったとのこと。

たしかに,ジェスチャーを加えることで,その情景がより目に浮かびますよね。

4人で力を合わせたことにより,音読げきは大成功に終わりました。

本当に上手だったので,家に帰ってから娘を褒めました。

上手だったね,よくがんばったよ。

 

今回の学習発表会の音読げきで,娘のすごいところを見つけました。

それは,自分のなかで,得意なこと,苦手なことが分かっていることです。

娘が自分で選んだ音読げきは,娘の得意なこと,長所を発揮することができた,娘にピッタリの項目だったのです。

数ある選択肢の中で,今の自分の長所が発揮できる項目を選択することができるのは,娘の強みだと思います。

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学習発表会を通して娘がさらに大きく成長したように感じました。

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