娘と一緒にみているドラマ「グッド・ドクター」

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こんばんは,

発達がゆっくりな娘をもつ,ゆっくりっ子ママです。

 

私は,今期のドラマの「グッド・ドクター」を録画して,娘と一緒に視聴しています。

娘が午睡している間に私一人でみていたところ,娘が急に起きてきて横で一緒にみ始めたことがきっかけでした。

「グッド・ドクター」は,小児外科を舞台に,自閉症スペクトラム障害を持ちながら,サヴァン症候群も併せ持つ,一人の研修医が主人公のお話です。

病気とたたかう子供たちとその病気を治そうとするドクターたちに毎回感動するのですが,それとはまた違った視点でみている自分がいます。

私は,自閉症スペクトラムをもつ研修医を取り巻く環境を考えてしまいます。

患児の親が自分の子供に関わるのをやめてほしいと要求したり,同じ職種の医師でさえ偏見を持って接したりしています。

回を重ねるごとに,医師たちの理解は得られつつあるのですが。

娘の将来の様子と少し重ねてしまう部分もあるのでしょうね…。

 

さて,娘は「グッド・ドクター」をみて,どのように感じているのでしょうか?

病気の子供が手術室に向かうシーンの時には,「がんばれ。」と小声で言う娘。

また,ドラマのなかで涙を流すシーンの時には,娘もまたそのシーンをみながら涙ぐんでいます。

ママ:「どうして泣いているの?」

娘:「なんでか分からないけど,涙が出る。病気が治ってよかった。つらかったんだろうな。治って嬉しいんだろうな。」

娘は,持病のため,1歳10ヶ月頃より入院を数回経験しています。

4歳には全身麻酔下の手術も経験しています。

娘は,ドラマの内容を理解していないと思いますが,娘自身の入院・手術経験から,ドラマのなかで何かしら感じるもの,共感できるものがあったということでしょう。

それをなかなか言葉で表現することは難しいのかもしれませんが。

第4話の継母が子供を虐待するシーンは,心が非常に痛くなりました。

思わず顔をそむけたくなるような何とも言えない気持ちになりました。

悲しそうな表情で,

「お母さんはどうして子供に優しくしないの?」

「お母さんがこわい。女の子がかわいそう。」

と,色々私に話しかける娘。

娘にとって刺激が強いシーンのため,一緒にみないほうがよかったかなと少し後悔しています(>_<)

そして第5話では,ある入院患児が白血病再発のため,楽しみにしていたお楽しみ会が中止になるというシーンがありました。

でも,その入院患児の病室に他の患児たちが集まり,お楽しみ会で行う予定だった合唱をし始めます。

もうこの場面だけでどっと涙があふれましたが,その合唱曲がなんと「365日の紙飛行機」だったのです。

「あさが来た」の主題歌でしたよね。私も大好きな曲です。

娘も,小学校の行事のときに「365日の紙飛行機」の曲を歌ったようで,知っていました。

娘は,涙ぐみながら,この曲を口ずさんでいました。

 

このように,「グッド・ドクター」だけでなくドラえもんの映画などのアニメをみても,悲しくて泣いているシーン,嬉しくて泣いているシーンがあれば,娘は一緒に泣いていることが多いです(T_T)

内容をきちんと理解できていないけれど,感情移入してしまうってことかなあ。

でも,少なくとも,テレビ画面を通じて表現されている気持ちや表情などを読み取って,何かを感じたからこそ,娘は涙が出るのだと思います。

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2学期が始まると,なかなか視聴する時間を取るのが難しくなりますが,可能な限り娘と一緒に視聴しようと思います。

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